恒例となりました小学1・2年生対象の、「まるび☆ちびっこ森の探検隊」今年も、
楽しく開催しました!
その日集まった仲間と、作戦タイムで相談しながら活動内容を決めていく、
非構成プログラム。
夏も終わりに近づいてきた、丸火の森を全身で遊びつくしました。
丸火自然公園の森の中は、倒木や枯れ枝など、自然あそび素材の宝庫です。
何もないところに、太めの大きな木を土台にして柱を立て、枯れ葉のついた枝を壁にして、
立派な秘密基地ができあがりました。
誰かが「いい木があるよ!」と大きな木の倒木を見つけると、
皆が「どこどこ?」「運ぼう運ぼう!」と、力を合わせて、
相談しながら、作っていました。
最初は柱を立てるのが難しく、何度も倒れていましたが、
色々な知恵を出し合って、倒木を組み合わせてがっちりした柱が立った時には
皆のすごさに感心しました!
一度完成したようですが、小さくて2人くらいしか入れなかったので、
大きくしようということになり、また最初から作り直している姿には感服しました。
木登り上手のお友達が、スルスルっと大きな木に登っていく姿を見ると、
皆集まってきて順番に木登りが始まりました。
初めは、うらやましそうに見ていた子もいましたが、みんなの後押しで
挑戦することになり、みんなのアドバイスで登ることができ、大満足!
コオロギやバッタなど虫もたくさんいたので、虫取りをする子、
おにごっこする子、ススキでほうきを作る子など、
各々色々な遊びを楽しみました。
メタセコイアの実やコナラのどんぐりもたくさん落ちていたので、
拾い集めて、爆弾ゲーム(投げっこ)を楽しんでいる子もいました。
落とし穴づくりに夢中になっている子もいました。
木に実がなっているのを見つけた子もいて、それが「アケビ」で食べられることを
伝えると、皆で長い枝を探してきて収穫するのに夢中になっていました(笑)
空に黒雲が立ち込め、小雨も降ってきたので、昼食のお弁当は、
屋根のあるキャンプ場の炊飯棟で食べることにしました。
食べ始める頃には、雨もやんだんので、外で食べる子もいました。
おうちの人の手作りお弁当は、とってもおいしそうでした。
午後は、アリジゴクなどのアスレチックがある中央広場に行くことになり、
頑張って歩いて移動しました。
芝滑り場を駆け下り、全身でごろごろと転がってる子どもたちは
皆、とってもいい表情でした!
ここでも虫たちはたくさんいて、大きなバッタを捕まえて誇らしげに見せてくれたお友達もいます。
最後は、全員で輪にになって、一日をふりかえり、「今日の一番」を
皆に発表してもらいました。
始まりの会の自己紹介の時は、恥ずかしがっていたお友達も、
終わりの会では元気に発表できるようになっていました。
たった数時間での変貌に驚きです。
どの子も遊びきった感が満面にでていました!
次回の小学生編は、2月に開催予定です。
今度は冬の森を楽しみます。
過去、雪が積もっていた年もあり、雪合戦や雪だるまづくりを楽しめました。
また、皆と楽しく遊べるといいな!!
<<担当:狩野(ナナ)>>
今年も、土星を観察できる時期がやってきました!!
太陽系の惑星の中で一番人気といっても過言ではない姿。なんといっても環があるんです!
少年自然の家の望遠鏡でも環が確認できます。
(土星の写真は、「ディスカバリーパーク焼津」さんから提供いただきました。)
今回で最後の「夏の星座観察会」は、3回目にして、やっと夜空で星を観望できました。
(7月は曇り、8月は雨天で中止でした。)
夜空に輝く夏の大三角などの夏の星座や、望遠鏡で土星やアンドロメダ星雲など、
観望を楽しみました。
観察会の時間帯は、夏の星座が天頂に輝いています。
写真は、ボランティアスタッフの辻村さんが撮影&加工してくださいました。
夏の大三角 こと座のベガ(おりひめ星)、わし座のアルタイル(ひこ星)、白鳥座のデネブ
を見つけることができて、小さいお子様も大喜びでした。
上の写真は、東の空。下の写真は北の空。
線で分かりやすく結んだのが右の写真。
東には、秋の四辺形(ペガスス座)ものぼってきています。
北には、北極星を中心として回っているように見える、カシオペア座と北斗七星もくっきり見えました。
土星は、みずがめ座に位置します。
12月位まで見ることができます。
9月29日(金)には満月&中秋の名月(旧暦 8月15日)を迎える月も
月齢9で、望遠鏡でクレーターがとてもきれいに観察できました。
夏の星座観察会は今回で終了です。
次回10月と11月は、「秋の星座観察会」を開催します。
まだ土星も見えます。今度は木星も見えます。
お楽しみに!
<<担当:狩野(ナナ)>>
恒例となりました、「森のようちえん」開催しました。
長期休みの内、3日間連続で開催する預かり保育です。
まるびの森を遊びつくそう!と、日焼けした元気なお友達が集合しました。
3日間開催予定でしたが、今回1日目は天気に恵まれ開催、
2日目は1日中雨予報だったので中止としました。
3日目は雨の中の自然も楽しもう!ということで、雨予報の中開催しました。
事前に「雨の中の活動に心配な方は遠慮なくキャンセルしてください」と伝えましたが、
なんと、全員参加してくださいました(笑)
この活動で、私たちスタッフが大切にしていることは
①本物の自然体験
②自発的あそび
③他者(友達)との関り
の3つです。
まずは、初めてあったお友達と自然の中で、
どんな1日を過ごすか作戦タイムから始まります。
自己紹介で、それぞれのお友達の個性を垣間見れます。
ワクワク、ドキドキの瞬間です。
初日はP1スタートだったので、
午前中は、中央広場での遊びがメインとなりました。
中央広場付近には、いくつか溶岩洞窟があります。
探検に出発早々、大きな洞窟を発見し、「入ってみた~い!」ということで、
希望者は洞窟探検に出発しました。
「真っ暗でこわいから行かない」と言っていた子も、
お友達が勇気を出して入っていく姿を見ると、「入ってみる!」
と挑戦していました。これがちびっこ探検隊のすごいところです。
お友達の様子を見て「挑戦してみる」。色々な場面で見られます。
鬼ごっこは、自分達でルールを決めて展開されていきますが、
通っている幼稚園や保育園でルールが違うので、何かと揉め事に発展します。
最終的にいつもよくわからないルールとなり、
全員が鬼になってしまったり、バナナおにだったはずがいつのまにか、氷おにに代わっていたりとか・・・
3日目の午前中はP3スタートだったので、
グリーン広場での遊びがメインでした。
グリーン広場には、コオロギやバッタなどたくさんの虫さんたちが
住んでいます。虫探しが大人気!
お友達が捕まえている様子を見て、初めはこわごわだったのが
いつの間にかハンター名人になっている子もいました。
グリーン広場の周りには、朽ちた倒木が沢山あります。
それらに生えているキノコに興味深々な子、倒木を組み合わせて基地づくりする子、
と自然素材で楽しく遊びました。
雷や雨予報が出ていたので、建物にすぐ避難できるようグリーン広場まで移動することにしました。
林の中の溶岩道を歩いていると、
動物の糞を発見し、森に棲んでいる動物の気配を感じ取ることもできました。
昼食は、おうちの人の手作りお弁当です。
どの子もとっても楽しみにしていて、満面の笑みです。
3日目は、空の雲の様子が怪しくなってきたので、
炊飯棟で食べることにし、移動し終わったところで、
ザーザーと大雨。間一髪でした!!
でも「雨の音を聞きながら食べるお弁当もいいね~。」
という子もいて、楽しくいただきました。
3日目は、お弁当を食べ終わっても雨は止んでくれないので、
体育館で活動することにしました。
雨合羽を着て、少年自然の家まで移動です。
炊飯棟の軒下で、上から落ちてくる雨のしずくを、
楽しんでいる様子は、とっても微笑ましかったです。
なぜか、皆手を合わせて修行僧になっていました(笑)
かなりの大雨だったので、アスファルト道では、
雨水が川のようになっていて、
じゃぶじゃぶと入って、それも楽しみました(笑)
無事体育館につくと、洋服を着替えて、
縄跳びや、フラーフープを使って遊んだり、
三角コーンを並べておうちを作っておままごとしたり、
各々お友達と一緒に好きな遊びをしました。
初めて会ったお友達とは思えない、みんないつのまにか仲間になっていました。
最後は、絵本の読み聞かせで心を落ち着かせて、ふりかえり。
1日をふりかえって、今日の一番を発表してもらいました。
虫取り、洞窟探検、川遊び、おにごっこ、秘密基地づくり、キノコ探し・・・などなど。
全部楽しくて一番が決められないお友達もいました。
自然の中で体全身を使って、五感を働かせて、お友達と関りをもって
色々な思いを感じてくれた1日となったと思います。
次回は、冬休み。冬の丸火はまた違った遊びができます。
また元気に遊びましょう!!
<<担当:狩野(ナナ)>>
子どもたちの夏休みも終盤!暑さは、いまだ真っただ中。8月18・19・20日の3日間にて第2回ししどて学級を開校しました。今回の大きな目的・目標は宝永山登山です。班の仲間・学級生たちと協力することで、絆をいっぱい深めてほしいです。
1日目の最初は班旗づくり、みんなの想いを1枚の布に書き込みます。限られた時間の中で各班、すばらしい班旗を作り上げました。
昼食後は、明日の登山に向けて歩行練習とスパッツの装着練習!暑い中、ヘルメットとに軍手、大切な水筒をもち、汗をぬぐいながらコウモリ洞窟と中央広場へと出発。中央広場では,同行してくれる登山ガイドのピーマンさん(本校スタッフ大嶽さん)からスパッツの装着だけでなく、山登りのいろはをレクチャーしてもらいました。コウモリ洞窟では、3つの簡単な実験をしたね。学校の音楽室のような空間。名前の由来であるコウモリに出会えたグループもありました。
2日目、朝5時半に起床。途中、水が塚公園で小休憩し5合目に到着。お弁当・お茶・アクエリアスを受け取り、トイレもよって準備完了。と思いきや、少し小雨が降ってきて霧も出てきたので、レインウエアーを着用。さあ!いよいよ宝永山登山にアタック開始。初めての登山に少々緊張気味の子どもたちもいます。まずは、6合目に向けて登り始めていく。きれいな景色が眼下に見えてきたら、少し表情も柔らかくなってきた感じです。ゆっくりゆっくりと、呼吸を整えながら前を向いて頑張って歩きました。
6合目から右側(東側)のルートに進み、いざ!宝永火口へと出発。15分くらいで分岐に到着。しかし、あたりには霧が立ち込め火口内も宝永山も視界にとらえることができません。天候の回復を待つ間に昼食タイム。子どもたちからは、疲れたね!宝永山いけるかな?などの会話が聞こえてきます。うれしいことに、私が聞こえた限りでは、弱音を吐いている子はいなかったです。(よかった!自然を楽しんでくれている。)。少し晴れ間が出て、火口内や宝永山が見えてきた。子どもたちから観声があがる。だが、またすぐに霧が立ち込めてきてしまった。5合目の本部からの無線では、5合目は雷雨との情報が入る。天候を調べても回復の兆しなし。登山ガイドの方々と協議の結果、安全第一!残念ですが、下山を決定。子どもたちにも状況をつたえ下山を開始。さすが子どもたち!楽しみながら下山をしている。途中の第2火口では、ヤッホーと元気よく大きな声。無事5合目に下山。子どもたちのししどて学級での夏の冒険は、個々の思い出とともに終わりました。
3日目。登山という未知の領域を体験した子どもたち、少したくましくなったかな?疲れの中にも凛とした顔つきになったと感じました。
今日は、次回キャンプでの班の出し物(スタンツ)の打合せと、溶岩染め。溶岩染めでは、ジミーさん(所長)の説明を聞きながら3日間の思い出を、ハンカチ大サイズのキャンバスに詰め込みます。染めないところをクレヨンで塗っていきます。みんな楽しそうに思い思いの絵を描き、砕いた溶岩で染めていきます。(安心してください。もちろん富士山から持ち帰った溶岩石ではありません。)家に帰ってから水洗いをしたり洗濯をしたりして完成です。どうでしょうか?想像以上の作品に仕上がったでしょうか?思い出と一緒にみんなの宝物になってくれたらうれしいです。
次回は、10月7・8日です。キャンプ生活を体験します。テントを張りテントに泊まり、薪で火を起こして飯盒炊爨をしたり、キャンプファイヤーをしたりします。そのほかにも、チェコ出身ジリ・ローハンさんによる森のコンサートを予定しています。みんなを丸火の森が待っています。また、丸火を楽しみましょうね。
担当:関崎 佳宏(セッキー)
シーズンは夏!今月から9月まで夏の星座観察会を開催予定です。
今日はその1回目。夏の大三角や、さそり座など夏を代表する星座を楽しむ予定でした・・・・
がしかし、丸火上空は雲・雲・雲~!!
開催前に屋上で望遠鏡準備をしていると、雨が降ってきて慌てて機材を非難させるという
ハプニング・・・が起こっていたので、嫌な予感はしていました。
開催時刻になっても空は晴れる兆しなし(涙)
屋上スタッフ(星空案内人ボランティアスタッフ)とトランシーバで交信しながらの
開講となりました。(星がでたら、すぐに屋上へ向かうことにして。)
結局、星が一つも現れてくれることなく、屋上へは上がれませんでした。
曇天プログラムに切り替えて、夏の星座についての上映会と、
夏の星座カードづくりを楽しみました。
次回は、ペルセウス座流星群にあわせて、8月13日に開催予定です。
雨天曇天に備え、14日も予備日で設定しております。
今度こそ、みなさんと夏の星座を、美しい夜空で観察したいです!!
<<担当:狩野(ナナ)>>
7月1日・2日の土曜日・日曜日に第48回ししどて学級が今年も開講しました。
受付の時間は、あいにくの雨で子どもたちは、靴下や靴も洋服も濡れてしまいました。いろいろな気持ちが入り混じる中、体育館での開講式が始まりました。
1年間を通して一緒に活動をする、講師の先生、大学生の実習生、所員の紹介。ミニゲームをしてから、係を決めました。
美味しい昼食タイム。このころから、だんだんと会話も弾み子どもたちの距離も少しずつ近くなってきたように感じました。
天候も雨から霧になりました。富士自然観察の会、5名の講師による自然観察の開始。草笛や、あおきの葉に文字を書いたり、そのほかにもたくさんの自然とふれあい、丸火の自然遊びを体験しました。子どもたちの、きらきらした笑顔が素敵でした。
夕食後には、かぐや姫ミュージアム学芸員の杉本さんによる『ししどて学級』の由来である《ししどて》についてのレクチャー。みんな古文書などのスライドを見ながら古の富士市周辺を興味深く聴いていました。
写真は、2日目朝のつどいです。6時に起床し清掃を済ませ、まだ眠い子などいろいろでした。
朝食後は、アドベンチャーオリエンテーリングを班の仲間と協力して丸火の森を満喫していました。
次回は、宝永山登山です。天気に恵まれ全員で登頂を目指したいです。
《担当:関崎(セッキー)》
「春の星座観察会」第2弾開催しました!
当日は、曇り予報だったので、参加者は少なくなってしまいましたが、
曇天プログラムでの開催を、皆さん十分楽しんでくれました。
いつものように、「星空案内人」ボランティアさんの協力のもと、
屋上の準備は進めておりましたが、空を覆う雲は切れそうにありません・・・
でしたが、研修棟で天体についての基礎学習を行ってから屋上に上がると、
なんと月が顔を出してくれました!
月齢は7、上弦の月の為望遠鏡ではクレーターを観察できました。
雲がかかり、幻想的な月で、想像を超える美しさでした。
しばらくたつと、雲(?)霧(?)の中に、かすかに星が!!!!
慌てて望遠鏡を合わせると、こと座の「ベガ」です。
夏の大三角の一つ、織姫星です。さすが1等星、薄雲の間をぬってあらわれてくれたのです。
たった一つの星が会場の皆をワクワクさせてくれました。
ベガの近くには、通称「ダブル・ダブル・スター」、
二重星がさらにそれぞれ二重星になっている四重星「こと座の〔ε〕」という天体があります。
ボランティアスタッフの辻村さんが望遠鏡に導入してくださり、
みんなで観察することができました。
望遠鏡は、肉眼では見えない宇宙の姿に会わせてくれます。
富士市の街の夜景も全く見えないほどの霧に覆われてしまったので、
屋上での観望会はあきらめ、研修棟で星座盤づくりを行いました。
一人ひとつづつ作製し、マイ星座盤が完成しました!
その後、星座盤の使い方の練習。
先ほど屋上で見たばかりの「ベガ」の位置を、東西南北各方角から、星座盤上で体験し
実際の空との位置関係に、皆「なるほど~!」と納得していました。
曇りでどうなることかと思いましたが、参加者みんなでわきあいあいあと楽しい観望会となりました!
夏の星座観察会も3回(月1)で行いますので、また楽しみましょう(笑)
<<担当:狩野(ナナ)>>
令和5年度、「第1回星座観察会」を開催しました。
曇天予報でしたが、なんと春の星座が雲の切れ目から次々と顔を出してくれ、
星々が現れるたび歓声があがり、会場が一体となり
盛り上がった楽しい観察会となりました。
初めに研修室で天体についての基礎知識と春の星座の解説を行いました。
貸出双眼鏡の使い方を学んでから屋上に上がり、星空観察です。
月は「上限の月」で、望遠鏡で美しいクレーターを観察して感動!
惑星は、金星と火星を観察。望遠鏡で欠けて見える金星を観察して感動!
望遠鏡で「かに座」の「プレセペ星団」を観察し、肉眼では見えない無数の星の集まりに感動!
「宇宙には、すごいたくさんの星があるんだね!」と気づく小さな子どもたち。
実際自分の目で見て宇宙の神秘さに興奮、感動の連続でした!
その他にも、
「おおぐま座」の北斗七星からの「うしかい座」のアルクトゥルス、「おとめ座」のスピカをたどる
春の大曲線や、「しし座」のデネボラを加えた春の大三角や、「しし座」のレグルス、
北極星ポラリスの見つけ方などを紹介しました。
北斗七星の「ミザール・アルコル」や「りょうけん座」のコルカロリなど
二重星も望遠鏡で観察できました。
今回も、ボランティアスタッフさんのご協力を得て、
充実した星空案内ができました。
今年度は、毎月1回観察会を開催予定です。
春・夏・秋・冬 と各季節の星座をご紹介していきます。
望遠鏡で、肉眼では見ることのできない、宇宙の広さ神秘さを一緒に感じ取りましょう!
<<担当:狩野(ナナ)>>
ども! こばさんです!
『家族でみどりの学校体験』開催しました。
『みどりの学校』は市内各小学校で自然の家をベースにして
丸火自然公園で自然体験活動を行います。
前々から『みどりの学校』に来る子どもたち、送り出す家族の人たち。
一部の学校で手伝いに来る家族の人。
不安と期待がいっぱいだろうなぁと思っていました。
普段の学校なら、授業参観があったり、運動会があったりしてどんな様子かわかります。
家から遠く離れてお泊りする『みどりの学校』の様子も知りたいのではと思いました。
(ほとんどの小学生が楽しんでいるのは知っていますが)
あと『みどりの学校』を自分が経験して知っている家族の人やまったく知らない人でも、
子どもたちといっしょに経験してもらえば、思い出したり想像できて
家族で共通の話題が増え、楽しみにする弟や妹や後輩も増えるのでは?
と考えて企画してみました。
===こばさんのひみつの計画===
家族でみどりの学校を体験して、家族で話題にして弟や妹も楽しみにする。話を聞いたお友達も
楽しみにする。先生も楽しみにする。それを陰からみてこばさんもニンマリする。
いつものこばさんの主催は『楽しんでもらうこと』が目標ですが、
今回は『体験してもらうこと』を目標にしました。
「入所式」の司会もやりたい人です。下駄箱から宿泊室への流れや
入浴の方法や気を付ける点などの説明もしました。
各学校の『みどりの学校』でよく行われているプログラムを主体にして、
社会教育の一環として行われている使った後のかまど清掃や鍋洗いも
体験してもらいました(「やりなおーし!」の掛け声サービス付)。
☆ みなさんのアンケートより ☆
・なつかしかったです。良い体験でした。
・どれも楽しくわかりやすく体験出来て楽しかった。
・家族で参加できるプログラムとても楽しいです。
・みどりの学校の流れがわかってよかった。
・カレー作りが楽しく子どもと一緒に良い経験ができ、楽しい時間が過ごせました。
しめしめ上手くいったようです。
今日も丸火で楽しみ続けた
<<担当:こばさん(小林)>>
今年度最後の、「ちびっこ森の探検隊」開催しました。
もうすぐ、新一年生と年長さんになるお友達と、3日間春の丸火を探検しました!
冬とは随分と森の様子が変化しています。
植物の芽吹き、虫や動物たちの目覚めなど、色々な気づきがあった回となりました。
2日目は雨でした。もうすぐ入学式や進級を控えているので、
風邪などひかぬよう、室内活動が中心となりました。
それでも、短時間でしたが雨合羽を着て、雨の中を移動したり焚火をしたりと、
自然との関りは大切にしました。
ちびっこ森の探検隊は、まず初めに、その日集まったお友達との顔合わせを行って、
一日をどう過ごすかの作戦タイムから始まります。
夏編や冬編で仲良くなったお友達との再会もあったりと、
和気あいあいと始まりました。
1日目は、主にグリーン広場での秘密基地づくりや、森の中の探検が繰り広げられました。
秘密基地づくりに使う倒木などを、森の中に探しに行くと、
そこにはなんだか別世界が広がっていて、探検が始まりました。
倒木に生えているキノコ、クルクルと芽吹き始めたシダ植物の姿、
シカの糞、もみじイチゴのとげ、葉っぱの虫こぶ・・・などなどたくさんの発見が続きました。
キイチゴの実が残っていて、食べられることを教えてあげると、
早速口にして、「おいしい~!」と満面の笑顔(笑)
午後は、ひょうたん池に行きました。
毎年、アズマヒキガエルが卵を産みにくる池です。
あいにくまだ産卵は始まっていませんでしたが、他の生き物がいないか
枝で、調査(?)してみました。
中央広場に移動し、ちびっこ砦や、芝滑り、アリジゴクで遊びました。
多少の揉め事もありましたが、
それも、大事な体験です。大人は極力口を出さず、自己解決を見守りました。
2日目は、午前中は体育館で活動しました。
バトミントン、フラフープ、ボール遊び、長縄遊びなど道具を使った遊びに加え、
自分達で考え生み出した「ダイコン抜き」はなかなか、見ていて面白かったです!
ひろ~い体育館なので、ごろごろしているうちに、一列になって「昔話の大きなカブ」
状態になって、「ダイコン抜きゲーム」に発展していたようです(笑)
午後は、青少年の家に移動して、室内では積み木遊びを行いました。
最初は数名づつ、あるいは一人で黙々と自分なりに積んで遊んでいましたが、
いつの間にか、皆で協力して大きな作品になっていました。
途中何度も倒れ、立て直し、を繰り返した大作が完成しました!
炊飯等では、焚火をしました。
新聞紙を丸めて(丸火ではベレー帽づくりと呼んでいます)、
細い薪を組み、かまどを作ることから行いました。
そして、マッチの擦り方を伝え、挑戦してみたい子はマッチを擦ってみました。
最初はこわごわでしたが、みんな上手に火をつけることができました。
焚火の火を絶やさないように、林の中にたきぎを探しに行きました。
「いいのがあった!」「それじゃあ太すぎるよ!」などと
お互いに意見を交わしながら、
湿っているけど、燃えやすい枝を選んで拾ってきていました。
長いものは、お友達と協力して小さくしたり、
自分たちで色々思考錯誤している様子は、微笑ましかったです。
3日目は、霧の中での探検からスタートしました。
目的地は、ひょうたん池です。
道中、
雨上がりだったので蜘蛛の巣に水滴がついていて、幻想的に輝いているのを発見したり、
道に落ちている山芋の翼下を投げてクルクルするのを楽しみながら進みました。
枯れ枝についているぷにゅぷにゅキノコを発見すると、
キノコに詳しい子がいて、「あみがさたけ」と皆に教えてくれました。
それは毒をもっているから素手ではさわってはいけないと、
葉っぱで巻いてとっていました。それが餃子みたいで、
餃子づくりが始まりました(笑)
小さな池には、カエルがいて卵も産んでありました。
ヤマアカガエルの卵なので、長いゼリー状のひものようになっているので、
最初に発見した子は「蛇だ!」と言っていました。
皆興味深々、オタマジャクシを両手ですくってみたり、
カエルをさわってみたり、初めて経験した子もいました。
なんだかすごいにおいがしてきて、それは「ヒサカキ」の花だったのですが、
その強烈な匂いを嗅いでから、植物に詳しい子が、
色々な種類の葉をもんで皆に「これいいにおいだよ!」と次々と
匂いのある葉を見つけていました。
各々、感じ方は違って、自分の好きな匂いの植物を見つけていました。
ヒノキや杉の実もたくさん落ちていて、それを拾って爆弾ごっこもはじまりました。
そうこうしているうちに、ひょうたん池付近まできました。
すると、なにやらカエルの合唱が!!
騒ぐと鳴きやんでしまうので、抜き足差し足で池に近づきました。
なんと、アズマヒキガエルの産卵日和だったようで、
おびただしい数のカエルが集結していました。
一匹の雌に群がる数匹の雄や、交尾中のカエルなど、驚くべく光景にくぎ付けです!
野鳥などに食べれたのか、カエルの死体も転がっていて、
自然のすごさを感じ取っていました!
グリーン広場まで移動し、お弁当を食べた後は、
木登り、メタセコイアの実集め、帽子屋さんごっこ、おままごとなど
各々好きな遊びをして過ごしました。
3日目になると、連続参加しているお友達はすっかりお互いを意識できるようになり、
最初はスタッフから離れられなかった子も、
お友達同士で遊べるようになってきました。
相変わらず、多少の揉め事もありましたが、お互い折り合いをつけて
行動できるようにもなってきました。
ちびっこ探検隊では、最後に心を落ち着かせるために、
絵本の読み聞かせを行います。
夏、冬は静かに聞けない子もいましたが、今回は皆静かに聞いていました。
やはり、進入進級を控えているこの時期は一年で一番成長を感じる時期でもあります。
最後に一日のふりかえりを行い、この活動が皆の心に残るよう、
体験が生かせるよう落とし込みます。
今回は、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚と五感をフルに使った、
身体全身で自然を体験した、一年の集大成の回となりました。
新しい環境に巣立っていくみんなの、元気な姿を祈ってます!
<<担当:狩野(ナナ)>>
ども! こばさんです!
2023年も『オリエンテーリングを楽しもう』開催されました。
範囲を小さくしてちょっと難しめの設計になっていたので、
コントロール全部発見!の達成感を目指してがんばりました。
▲▲▲▲オリエンテーリングとは▲▲▲▲
野山のあちこちに隠されたコントロールを地図とコンパスを頼りに探し回るゲームです。
見つけにくいコントロールほど得点が高くなります。
一人でも楽しいのですが、チーム戦になるといろいろ複雑になります。
決められた時間の中で回るので、
『どこから回ったら効率的か?』
『残された時間で高得点を狙うには?』
チームワークが良いほど強くなります。
なので、作戦を立てる時はみんな真剣に考えています。
『こーいって、あーいって』
『この辺で疲れるから休んで』
『その前に北ってどっち?』
『このマークなんだろう?』
『とにかく進もう!』
『ココとココとココでトイレによって』
チームワークが良くなることはもちろんですが、男女ペアが仲良くなるきっかけになることも。
※参加すれば必ずしも男女仲良くなれるかどうかは定かではない。
とにかくスタートです!走らないで!車に気を付けて!
前人未踏?の森をかきわけかきわけ!
・・・ほぼほぼ散策路というか遊歩道です。けものみちではありません。
子どもたちは元気にどんどん走っていきます。
元気がいちばんですが、お母さんも連れて行ってあげてください。
「お母さんがクマにおそわれたらどーすんの!?」と叫ぶお母さん。
こばさんは思う。
『丸火ではクマの生息は確認されていません』だし
・・『これだけ大勢の人間が森の中で大声出していれば動物が怖がっている』
丸火の森を縦横無尽に走り回ってみなさんコントロールを見つけていきます。
小さい女の子が「あっ!あったー!」森の中に響く元気な声です。
後から来た女子大生「なるほど、そこにあるのね」ニヤリ。
さらに後から来たご婦人方「この辺で声がしたわよ!」・・・「また通り過ぎてるわよ!」。
※森の中は声がとおるので遠くにいるこばさんにも聞こえています。
それぞれがそれぞれの楽しみ方を見つけたようでなによりです。にっこり。
こうやって楽しんだ後は表彰式!
楽しんだ上に表彰までついています。
森を楽しみました。保健保安林ってこうやって楽しむのですね。
『オリエンテーリングを楽しもう(2023年)』楽しかったです‼
今日も丸火で楽しみ続けた!
<<担当:こばさん(小林)>>
幼児対象で開催している、「ちびっこ森の探検隊」ですが、
新型コロナウィルス感染症拡大防止の為中止となってしまった間に、
小学生になってしまったことから、
リベンジ編として、小学1年生と2年生を対象に開催した小学生編が、
好評の為、定着してきました。
今回も冬の丸火を、全身で楽しみました!!
「ちびっこ森の探検隊」は、
その日出会ったお友達と、その日一日の過ごし方を皆で相談して、
作戦を立てることから始まる、非構成プログラムです。
今回も、最初の顔合わせで皆のやりたい事を発表してもらい、
自然の中で過ごすのに、守るべき約束事をお話し、
いざ、探検に出発しました!
小学生ともなると、お友達への気遣いの心が生まれていて、
お互い折り合いをつけることが身についていて、
作戦タイムは割とすんなり決まりました。さすが小学生です!!
今回は、秘密基地を作ることになり、グリーン広場へ向かいました。
グリーン広場につくと、早速、素材を集めに林の中にどんどん入っていき、
倒木や枯れ枝を探し始めました。
臆することなくどんどん進むので、今回小学生編に初めて参加したスタッフは、
「ちびっこ じゃないよ~。」とその行動力に驚いていました(笑)
林(森?)の中は、素材の宝庫です。
両手に持ちきれなくなるほど集めたのに、またいい枝を見つけ、
どうしようと悩み、選別している姿は微笑ましかったです。
冬の森で、小さな赤い実を見つけたり、
木から水蒸気が上がっているのに驚いたり、
自然の中では、色々な発見があります。
見つけてきた倒木を組み合わせて、どんどん秘密基地が出来上がっていきます。
お友達同士、相談しながら進めていました。
いい倒木があるけど、長いから切りたいというので、
のこぎりを貸出しました。
順番に協力して大きな倒木切りに挑戦していました!
鬼ごっこで全力疾走して、疲れてしまい、ごろ~ん。
天気が良かったので、草の上は気持ちよさそうでした。
お昼は、おうちの人の手作りお弁当。
野外で食べるのは格別です!
それぞれ好きな場所にシートを引いていただきました。
暑いので日陰で食べる子、営火場のくぼみで食べる子、それぞれ
お気に入りの場所を見つけていました。
みんな笑顔で楽しい、おいしい時間を過ごしました。
丸火といったら、木登り!
丸火自然公園には、他の公園ではあまりない、木登りできる木がたくさんあります。
木登りするには、まずどこに手や足を置くかがポイントです。
登って上の方に行くには、どの枝を使えばよいか。
色々と思考錯誤しながら、登っていました。
幼児編だと、手助けすることが多々ありますが、
さすが小学生、だれひとり「手伝って」という人がいませんでした。
午後は、中央広場へ移動し、
芝滑り場で、全身での芝滑りを楽しみました。
皆全力で楽しんでいるので、私も一緒にごろごろしてみましたが、
頭がくらくらして(めまい)気持ち悪くなってしまいます。
平気で、何度もごろごろできる、ちびっこ達がうらやましいです!
溶岩洞窟探検した子もいます。
富士見ヶ池の北側にある洞窟は、溶岩樹形で通り抜けできるのですが、
最後が四つ這いにならないと出てこれないほど小さな穴になっています。
皆、平気で上手にくぐっていました。
幼児編だと、手が汚れるのを嫌がって中々出てこれず泣き出してしまう子もいるのですが、
ここはさすが小学生!でした。
最後は、絵本の読み聞かせと、
ふりかえりの時間です。
今日の一番を皆に発表してもらいました。
秘密基地づくりが、一番楽しかったという子が多かったです。
秘密基地づくりで、お友達との協力や、工夫や、自然事象の発見など
色々なことを体験していましたね。
今回も、とっても楽しい一日でした。
そして、小学生のたくましさも、感じ取った回でもありました。
小学2年生は、探検隊が最後となってしまいましたが、
4年生から参加できる「ししどて学級」や「星座教室」などで、
また会いましょう!!
<<担当:狩野(ナナ)>>
ども! こばさんです!
『おっ!これはアニメ動画のミニオ〇ズカレーではないか!』と思われた方も
おられると思いますが、
ししょう担当主催の
『スパイスから作った本格カレー(ターメリックライス&牛すじ)』です。
市販のカレールーを使わずに、スパイスでカレー作りやりました。
自分で着火したたき火でゴホゴホしながら作りましたよ。
まさに『全員が泣いた!』的なカレーができました。
(感動して泣いたわけではありません)
野外料理で気を付けることをししょうが追加で言っていきます。
・火が不安定なので野菜は小さめに切る
・火力調整はほぼ不可能なのである方法で弱火強火を切り替える
・鍋に火をぶつけないと煮えないよ~
などなど
火付け役は小学生も多かったので、マッチの着け方や着火の仕方も
ついでに教えます。
「落ち着いてやりゃあできる!』的な精神論も含めて
実は今回のターメリックライスは、飯盒で炊いていません。
ししょうがビニール袋にお米とターメリックとバターを入れて準備してました。
ビニール袋でごはんを炊いちゃう防災食にチャレンジです。
大釜でお湯を沸かして投入して30分。引き上げて蒸して15分で完成です。
こばさんが大釜沸かしましたけど、これはこれで体験したい人が
いるかもしれません。
カレーは焦げてはいかんとずっとかき回す人と
消してはいかんと火を燃やし続ける人
グループ内で協力が必要な料理になります。
燃え盛る炎の上でみなさんのダウンジャケットのそでが心配でした。
幸いにも焦げる匂いはせずに、カレーのいい匂いがたちこめました。
カレーができてしまえば泣いていたみなさんも笑顔です。
そしてカレーを作る炎で大きいマシュマロを炙ります。
ここ大事!『焼くのではなくて炙るんですよ』
『ああ、キツネ色になってきた。いいかんじだ』と調子に乗っていると
たちまち黒キツネを通り過ぎて炎上します。
(黒キツネは毛皮は高く売れるらしいですが)
今回も誰かが『マシュマロトーチ』やってくれないかと期待しましたが
上手に炙れていました。
最後はスパイスとカレーの歴史が学べる紙芝居で締めくくります。
2月も下旬に入るとさすがの丸火でもあたたかくなりました。(こばさん感覚基準)
きっとみなさん楽しんでくれたと思います。
☆アンケートから参加者の感想☆
・作り方、火の様子など親切に教えていただけたので難しさもなく楽しく作れました
・本格的なカレーでした。カレー+αのαを楽しめました
・スパイスから作ったのは初めてでした。すごく美味しくてターメリックライスと会いますね。
・レシピいただいて帰ります♬
今日も丸火で楽しみ続けた
<<担当:こばさん(小林)>>
ども! こばさんです!
立春を迎えても寒い季節ですが、今年も「冬のつどい」開催しました!
(「立春」になってから「冬」のつどいをやるのはこばさん的には少し抵抗があろます)
「丸火の謎解き冒険ラリー」と銘打って、去年とちょっとだけ名前と内容を変えて。
今年はメインのアドベンチャーラリーを「たき火でヒモ切り競争」からスタート!
「たき火でヒモ切り競争」ってなんでしょう?
読んで字のごとしですな。
①たき火をつける
②たき火の炎で任意の高さに張ってある麻ヒモを焼き切る
③それを競争で行う。
もう少しかっこいい名前は無い物かと探してみましたが、
結局読んでわかるものが良いということでこの名前にしてます。
『普段火を扱うことがない家族で知恵を出し合い協力しあい・・・』
『ゆっくりと高く燃えていく炎を見ながら家族で一つの気持ちに』
というような『こばさんのネライ』があったのですが、
「競争」とつけたのでみなさん早い早い、たちまち麻ヒモを焼き切ってしまいました。
いいですけどね。楽しんでもらえれば。
ほかにはアドベンチャーの中に今年は「小人さがし」を入れてみました。
上の写真には28体の小人を配置したのですが、作って配置したこばさんにも
どこにいるのかわかりません。
『自ら仕掛けたワナに自らハマる』こばさんアルアル状態です。
この上の問題がわからなくてくやしかったので、下にヒントと練習問題を置いておきましたのでお楽しみください。
実際の雰囲気はこんな感じです。
冒険ラリーの後はカートンドッグ!
野外料理の中では簡単な部類です。
単純なのですが、均一な仕上がりではない。
毎回試行錯誤です。
お腹がいっぱいになって笑顔があふれてくると、
担当としてはなにかとてもうまくいった気分になるので
不思議です。
来年はもっと工夫しよっと。
今日も丸火で楽しみ続けた
<<担当:こばさん(小林)>>
昨年度は新型コロナウィルス感染症拡大防止の為、開催が中止となってしまった星座教室。
今年度は、2年ぶりに開催できました。
今年度のテーマは「かんじんなことは目にみえない」by「星の王子さま」
のお話しをもとに、1泊2日天体を満喫しました。
星座教室の対象者は小4~小6ですが、今年は小学4生の参加が多かったです。
少々緊張気味にスタートしました。
初めに開講式。講師の先生の紹介や2日間の日程を確認しました。
アイスブレイクで緊張をほぐし、2日間共に過ごす各班別に集まって自己紹介を行いました。
1日目は、星座版づくり、天体学習、天体観測を行いました。
手作り星座版は、お土産にもなります。
天体学習では、天体について基礎的なことをお話ししました。
太陽系、銀河、冬の星座などに加えて、今年話題の天体紹介(ZTF彗星)もしました。
星好きが集まってるので、皆のりのりでお話を聞いてくれて、反応も良く、
とっても話しやすかったです。
今回は「星の王子様」のお話がテーマになっているので、
大学生スタッフによる「星の王子様」劇も楽しんでもらいました。
皆、身を乗り出して大盛り上がりです!
天体観測は、屋上で望遠鏡や双眼鏡を使ったり、星空解説を聞いたりして過ごしました。
望遠鏡では、月のクレーターや木星、オリオン大星雲を、
双眼鏡ではプレアデス星団(すばる)などを観察しました。
とても良いタイミングでISSも見ることができました。
気温はかなり低く、とっても寒かったですが、冬の星座が美しく輝いていました!!
2日目は、早朝5時30分から屋上で、天体観測を行いました。
起床時刻は6時。希望者のみと伝えましたが、さすが星好きの集まり、
ほとんどの児童が起きてきてくれました。
メインは春の星座ですが、南の空には夏の星座のさそり座、東の空には夏の大三角も観察できました。
西の空には、月齢14日と限りなく満月に近い月もまだ沈んでいませんでした。
望遠鏡では、北斗七星の二重星「ミザール・アルコル」と白鳥座の二重星「アルビレオ」を観察。
太陽が昇りはじめだんだん空が明るくなり、星がひとつづつ消えていく空を見るのも
めったにない体験だと思います。
自分の布団を片付け、清掃をした後は、「朝のつどい」です。
講師の先生のリクエストに応えて、ジミー所長がラジオ体操を担当してくれました。
ラジオ体操の音楽は方言バージョンや外国語バージョンなど、
色々ありますが(所長の趣味!?)、ドラえもんバージョンで行うことになりました。
朝食を食べたら、いよいよ丸火自然公園内でのアドベンチャーラリーです。
題して「星の王子さまとめぐる星ぼしの旅」を楽しみました。
天体名のついたポイントをめぐるのですが、クイズあり、ミッションありです。
班で協力して、マップ片手に旅をしてもらいました。
戻ってきた班から太陽観察を行いました。
望遠鏡を使って間接的に映した太陽を見て地球の回転の速さを感じ取ったり、
遮光版を使って太陽は球体である事を見たりしました。
昼食は班でお弁当をいただき、
午後は、自作星座版を使ったクロスワードや
太陽学習を行いました。
2日間、天体づくしの活動で、お腹いっぱいだと思います。
テーマである「かんじんなことは目にみえない」が心に残ってくれると
嬉しいです。
<<担当:狩野(ナナ)>>
毎年恒例の全4回行われる星座観察会、~冬の星座編~開催しました。
冬の星座は秋の星座に比べると、一等星が多いので、夜空はとても賑やかでした!
~秋の星座編~に続き参加してくれた方は、その違いも楽しみました。
月がいい感じに半月に近かったので、クレーターも望遠鏡で観察できました。
惑星の木星と4つのガリレオ衛星もしっかりと観察できました。
星座観察会は、屋上での観察を行う前に、
まずは、天体についての基礎知識のお話しをします。
冬の星座の紹介や、双眼鏡の使い方、屋上での注意事項もお伝えして、
屋上に向かいます。
屋上への階段をのぼって行く時のみんなのわくわく感が伝わってきました。
屋上では、望遠鏡や双眼鏡を使って、
肉眼では見ることのできない世界を楽しみます!
星空案内人であるナナの星空解説を聞きながら、
冬の星座を見つけてもらいました。
各グループに、双眼鏡を貸し出しましたので、
子どもたちも自分で天体に合わせる体験もできます。
「すばる、見えたよ!」っと小さなお子様も大興奮。
そんな瞬間が、心地よいです。
望遠鏡をのぞいた時の参加者さん達の感嘆の声を聴くと、
「よしゃ!!」っと、本当にうれしくなります。案内人の醍醐味です(笑)
今回は、月のクレーター、木星&ガリレオ衛星、オリオン大星雲を望遠鏡で、
プレアデス星団(すばる)を双眼鏡で観察しました。
雲はありましたが、移動してくれるので、合間合間に顔を出してくれる
天体を楽しみました。
氷点下に近いほどの寒空なのに、参加者の皆様は「もっと見たい!」と
時間オーバーしても楽しんでくれました。
お部屋戻ってきてからは、暗やみでも光る蓄光シールを利用した、
星座カードづくりの工作を楽しみました。
今年度の観察会は、今回で最後です。来年度も、定期的に観望会は行う予定でおります。
季節ごと、また空の雲の状態で、毎回違った星空を堪能できますので、
何度でも観察会に参加して下さいね!
<<担当:狩野(ナナ)>>
冬休み期間中に、3日間連続の「ちびっこ森の探検隊」を開催しました。
対象児は、5歳児(年中)と6歳児(年長)です。
前回は夏休み中に開催しましたが、丸火の森は、すっかり冬の装いに変わっています。
夏とは違った冬ならではの遊びが展開されました!!
まずは作戦タイム。その日一緒に過ごすお友達との顔合わせ(自己紹介)と、
みんなのやってみたい事をひとりひとりにお話ししてもらいました。
皆のやってみたい事をもとに、一日の大まかな計画を立てたら探検に出発です。
丸火自然公園内には、大きな池が3ヵ所あります。
「つどいの広場の池」「富士見が池」「ひょうたん池」どこも厚い氷が張っていて、大騒ぎ!
早速遊びが始まりました。棒でつついたり、石で割ろうと試みたり、
小枝を使って試行錯誤して氷をとってみたり。
公園内にある洞窟には「つらら」もありました。
観光地ですと、「触らないでください。」とか「折らないでください。」とか
注意事項があるので見たことはあっても触ったことはないようで、皆興味深々でした。
「つめた~い!」「ポキッって折れるよ。」「先がとんがってて痛いね。」・・・などなど
なかには「おいし~。」となめている子も!!
そのほか、木登りに挑戦する子、落とし穴づくりに精を出す子、秘密基地を工夫する子、
おのおのやってみたいことに全力で取り組んでいました。
自然が相手だと、その日出逢ったお友達と意気投合して、色々な発想が生まれます。
枯れ枝に、木の実や落ち葉を差し込んで、クリスマスツリー飾りが始まると、
その飾りを売るお店屋さんができて、そのお店屋さんに素材を届ける問屋さん(?)
が現れ、クーポン券を発行されたりと、微笑ましいです!
昼食は、おうちの人の手作りお弁当をいただきます。
初日は風が強かったので、風を防げる場所で、
2日目と3日目はグリーン広場でいただきました。
コロナ禍なので、外ですが間隔をあけて座るようにしました。
1日目の午後は、かなり風が強くて、この風を利用しない手はないと、
凧あげを行うことにしました。
最初レジャーシートや、スーパー袋が風に飛ばされそうになるのを楽しんでいましたが、
ひもをつけて飛ばしたくなり、ビニール袋を切って、割りばしの骨をつけ、長い紐をつけて
簡易凧を作ってみました!作り終わったころには風が止んでしまいましたが・・・
あまりに寒かったので、焚火もおこないました。
マッチを擦ったことのない子がほとんどだったので、
やってみたい子に、安全な擦り方を伝えて火起こしをしました。
その火で、マシュマロ焼きをして食べました!
中央広場では、アリジゴクやちびっこ砦で遊びが発展し、芝滑り場で
ゴロゴロ転がって遊びました。全身芝だらけ!
霜柱をたくさん集めて、町のオブジェを作ったりと、芸術家も誕生です!
最後は、絵本で心を穏やかにして、
今日の一日をふりかえり、皆に今日の一番を発表してもらいました。
いつものように「さよならあんころ餅」を歌ってお別れです。
今回も、五感をフルに使い、体全身で自然を満喫しました!
次回は、春休みです。
また季節が変わり、どんな遊びが始まるか楽しみです。
<<担当:狩野(ナナ)>>
令和4年度 ししどて学級 全5回終了しました。
閉講式では、学級生ひとりひとりに終了証も渡され、
一年間の功績をたたえ合いました。
お互いはじめて出会った、第1回目の開講式のときに比べ、
色々な体験活動を通して、随分大きく成長した姿が
そこにはありました。
最後の回、第5回ししどて学級も盛りだくさんの活動を行いました。
1日目の午前中は、昨年初めて取り入れて大好評だった森林学習を行いました。
富士市林政課中心に林業専門家の方々から、
森林整備の必要性を学び、実際伐木の様子を見学し、
そして間伐体験を行いました。
丸火の森も日頃から、色々な方々の力で整備されていることを学び、
私たちは安全に気持ちよく活動できていることへの感謝の気持ちが生まれました。
昼食は、参加者のもう一度やりたい声の多かった野外炊事を取り入れ、
かまどで餅を焼いて、お雑煮にしていただきました。
午後は、まずは火起こし体験を行いました。
弓切り式で原始的火起こしです。どの班も火種づくりを頑張りました。
クリスマスツリーに飾る夢カードづくりも行いました。
将来の夢を描く人が多かったです。夢は大きく!ね。
その後、午前中の間伐体験でできた、「木の輪切り」を利用したアクセサリー作り
「森のかけら」を行いました。木の再活用です。
切ったばかりの木は水分をたくさん含んでいるので、
すでに乾燥した木を使った方がうまくいくことも体験しました。
夕食は、食堂スタッフが豪華なデザートとジュースを準備して下さったので、
皆で乾杯し、最後の夕食を楽しみました。
夕食後は、星座教室です。
屋上に上がって観察をする前に、天体についての基礎知識を学習し、
実習生による星座劇で星座に親しみを持ち、
いざ天体観測です!!
天気は上々!・・・といいたいところですが、雲が・・・・
それでも、星空案内人ボランティアスタッフの力も借りて、
土星の環や木星の模様や木星の衛星を観察することが出来ました。
2日目は、希望者は早起きして屋上で天体観測をしました。
晴れていれば、春の星座が観察できるのですが、
天空には、厚い雲が・・・それでも時折おぼろ月が見えました。
タイミングよく、望遠鏡で月のクレーターを見れたラッキーな人もいました。
今回のテーマは「冬支度 お正月準備」です。
なので、餅つき・鏡餅づくり・お飾りづくりを行いました。
餅つきでは、「よいしょ!よいしょ!」の掛け声も上がり、
重たい杵を振り上げ全員餅つき体験できました。
つきたての餅は、早速その場で鏡餅にします。
小さな丸餅づくりですが、つき上がりがポイントです。
時間がたってしまうと、修正できなくなります。
お土産に持って帰りましたが、おうちの人「これは何??」と思った方も
多かったのでは・・・?暖かい目で見てくださいね!!
恒例の輪飾りづくりは、今年は豪華バージョンで行いました。
今年は6年生の参加者も多かったので、いつもよりレベルアップした
輪飾りづくりを行いました。どうなる事やらと思いましたが、
皆仲間と協力して作り上げ、好評でした。
昼食後は、ビーイングで一年を振り返りました。
色々あったけど、結果どの班も、団結力が高まり
お互い別れを惜しむ時間となりました。
今年は、応募状況から6年生を優先したので、例年とはちょっと違う体制でしたが、
あまり大きな違いはなかったように思います。
でもやはり、縦割りの良さもあるな、
来年は、募集人数をもとに戻せるといいなと、感じました。
今年の参加者の皆さん、一年間色々あったけど、いろんな体験や仲間を忘れずにね!
<<担当:狩野(ナナ)>>
毎年恒例の、「丸火★星座観察会」を2日間にわたり開催しました。
今回は、「秋の星座観察会」です。
季節は冬ですが、観察会を行う時間帯は、秋の星座が天頂付近をにぎわせています。
「丸火★星座観察会」は天体の基礎知識のお話しから始まります。
恒星・惑星・衛星についてのお話しでは、身近な天体の太陽・地球・月になりきってもらい、
体で動きを体験してもらいました(笑)
初日は、曇天でした。時折月が顔を出してくれましたが、星はほとんど見れず・・・
参加者も少なかったこともあり、急遽双眼鏡の操作体験と望遠鏡設置体験を行いました。
望遠鏡を設置するには、屋上の倉庫をあけることから準備します。
大人3人がかりで移動するとても重たい倉庫ですが、
参加者の子どもたちみんなで協力してあけました。
いつもなら天体にあわせてある三脚に設置してある双眼鏡や、望遠鏡にはさわらない約束ですが、
自由に操作するなどいつもとちがう貴重な体験会となりました!
2日目は、雲がほとんどないすっきりした夜空で、観察が行えました。
秋の星座の中心となる四辺形「ペガスス座」、ギリシャ神話に出てくる「カシオペア座」。
夏の星座の「白鳥座」や夏の大三角もはっきり観望できました!
惑星の火星・木星・土星と月もきれいに輝いていました。
望遠鏡では、月のクレーター・赤い火星・木星のガリレオ衛星を観察しました。
火星は12月1日に約2年2か月ぶりに地球に大接近したばかりで、2033年まで今より近づくことは
ないのでいいタイミングで観望できました!
双眼鏡では、プレアデス星団(すばる)を観察。
肉眼では見ることのできない世界に、皆感動してくれました。
今年の工作は、星座盤づくりを行いました。
ハサミも必要ない簡単にできるキットを利用しました。
完成した星座盤で、ついさっき見たばかりの星座の位置を確認できました。
気温が低く寒かったですが、瞬く星たちに癒され、
望遠鏡や双眼鏡で見る世界を楽しむことができました。
12月14日には「ふたご座流星群」が極大を迎えます。
星空案内中にも一瞬でしたが流れ星が見れました。
思わず「おお!」と歓声が上がっていました!
次回は1月下旬に開催します。今度は冬の星座が主流です。
天気が晴れることを祈ります!
<<担当:狩野(ナナ)>>
紅葉真っ盛りの丸火の森で、第4回ししどて学級を開催しました!
今回は、オリエンテーリング三昧。
色々な種類のオリエンテーリングを楽しみました。
今回、体験したオリエンテーリングは、3種類。
①進むコースは決められていて、各ポイントをめぐる「ポイントオリエンテーリング」。
②フィールド内にある、固定コントロールを探しだす「スコアアリエンテーリング」。
③リレー方式で、各ポイントを順に回る「リレーオリエンテーリング」。
渡される2つのアイテム、MAPとコンパス(方位磁針)を使い、
班対抗でのオリエンテーリング大会です。
班員全員の協力が必要です。
1日目は、前回のキャンプ生活のふりかえりを行いつつ、今回の目標を立てる
ビーイングを行い、各班ともに一致団結することから始まりました。
昼食をはさんで、いよいよオリエンテーリング大会開催です。
1班は欠席者が多かったので2班と合同チームとなり、
さらに普段活動のフォローをしてくれている実習生(大学生)チームも、
加わり全8チームでの対抗戦となりました。
まずは、「ポイントオリエンテーリング」。
3コースに分かれて順位を競います。
ししどて学級も4回目ともなると、迷う班はほとんどありませんでした。
続いて「スコアオリエンテーリング」。
いかに高得点を狙うか、それぞれの班の作戦が鍵となります。
制限時間ぎりぎりまで、丸火の森を駆け巡っていました。
夕食後は、「ナイトハイク」を行いました。
これは、得点を競わず真っ暗な森の世界を、各班ごとハイキングしました。
夜行性の動物たちの世界、夜の森にちょっとだけお邪魔させてもらいました。
入浴後は就寝ですが、一日中頭脳と気力と体力を使い果たしたので、
皆あっという間にぐっすりでした。
いつも、見回りに行くと中々寝れずに騒いでいて、
指導する羽目にあうのですが、今回はその必要がなかったです(笑)。
2日目は、天気予報では下り坂ということで、すっきりしない空でしたが
清掃活動後に、屋上に上がり富士市の街並みや駿河湾を観望しました。
次回真っ暗な中星座観察を行うので、明るい時に危険個所を確認する目的でもあります。
朝の集いで元気にラジオ体操を行い、頭も心もすっきりしました。
朝食をおいしくいただいた後は、
ジミーによる、森林学習(これも次回の森林伐採体験に結び付く)を行い、
「リレーオリエンテーリング」にいどみました。
始まる前に、エントリーシートを提出してもらいました。
同じ人が何度も走っていないか、全員が均等に参加しているかなどのチェックです。
講師の先生に確認してもらいOKサインがでたらいよいよ、スタートです。
実習生チームに勝つことを目標に、どの班も全速力で走り続けていました。
実習生による、実況中継も、場を盛り上げてくれて臨場感あふれる戦い(?)
となりました。
天気予報は雨のはずだったのに、晴れ間もみえたりして、天気も応援してくれているようでした。
昼食を食べている間に、得点集計も終わり、退所式では表彰式を行いました。
優勝チーム、準優勝チーム、3位チームには、師匠お手製の木メダルが授与されました。
今年は、どのチームも僅差でした。入賞しなかった班も
みんな本当によく頑張りました!!
班の中の絆もかなり深まったように感じます。
次回が最後です。みんなで楽しく活動しましょう。
※追伸 今回の活動の様子の写真は、12/2~12/12閲覧販売しております。
ログインIDとパスワードはいつもと同じです。
<<担当:狩野(ナナ)>>
ども! こばさんです!
今年も秋の家族自然のつどい開催しました!
副題は『森のひみつ冒険隊』です!
冒険隊なので目標があります。
古来、冒険家や探検家や海賊は「ひみつの○○○」を発見することが目標でした。
『自然のことをいつのまにか楽しく学ぶ』
『丸火の森に親しんでもらう』
・・・・目標がやや地味な気もしますが、いってみました。
毎回どこまでかみくだいてお話するか?小さい子から大人まで楽しんでもらうにはどうしたらいいか?
「テレ」や「恥ずかしい」を捨ててこなきゃと思いつつ、朝一には少し残っています(お酒じゃないよ)。
『とても難しい小鳥名前あてクイズ』(題名負けしていてあまり難しくありません。)
丸火の森にいつもいる小鳥を知ってもらって親しんでもらおうと考えています。
今回はヤマガラさんとコゲラさんが皆さんの近くに現れてくれました!(協力的です)
『難易度高めの葉っぱ探し』(同じく題名負け)
当然、探すためのヒントと方法はいくつも出してわざとらしく答えの前で変な動きしますけど、
授業でも講演会でもないので一方的な説明はしません。
やっぱりちょっと「うーんこれなんだろう?」があって「あれかな?こうかな?」があって
「きっとこうだ!」で「ピンポンピンポン正解!」が来ないと面白くないですよね。
そして最後は恒例となりました『くさすべり』!
子どもだけじゃなく、大人も楽しんじゃう!
ここでも「楽しむためのひみつ」を伝授。
そして今年もリンドウが静かに笑っていました。
今日も丸火でたのしみ続けた。
<<担当:こばさん(小林)>>
待ってました!皆既月食観察会!!
前回開催した2021年5月から1年6か月ぶりです。
次回日本で見られる皆既月食は、2025年9月8日午前3時前後の未明、3年後でしかも真夜中。
さらに、今回は月食中に天王星食も起こるという、とっても貴重な観察会の日でした。
(皆既月食中に惑星食が起こるのは珍しく、前回は442年前の1,580年、
次回は322年後の2,344年だそうです。)
太陽、地球、月が一直線に並んだ時に、地球の影の中に月が入り込むことで起こる月食。
今回の月食の起こる予想時刻は、
部分食(月が地球の影に入り込む)の始まりは18時9分。
皆既食(月がすっぽり影の中)は19時17分から20時42分。
天王星が月に隠れる天王星食は20時37分から21時20分の間。
太陽の光が地球の大気を通る時、波長の短い青い光は散乱しますが、
赤い光は回り込んで月を照らすので、皆既月食中の月は、赤銅色(赤黒い)に見えます。
というわけで、19時~20時開催予定の「丸火☆星座観望会」では、
皆既月食の様子を観察する予定でした。
ところが、観察会開始時刻に近づくにつれて、
丸火上空には、雲が!!
標高500メートルの丸火は水蒸気がたまりやすいようで、いつもどんよりしているので、
予想はしていましたが、またか・・・
それでも、時折顔を出してくれる月を観察しました。月食なのか雲に隠れているのか、
微妙ではありましたが、それもまた自然を肌で感じられ、良い体験です!
ネットで配信されている各地での月食の様子を、屋上の壁にプロジェクターで映して、
臨場感も味わってもらいました。
今回も、ボランティアスタッフさん達のお力をお借りして、
望遠鏡で土星や木星を観察したり、双眼鏡で部分月食を観察することができました。
皆既月食中の赤銅色の月も雲の合間から観察することができて、
怪しげな赤い色の月に歓声が上がっていました!
雲は多かったですが、参加者の願い(「お月様顔を出して!」)が一つになって
連帯感が沸き、皆で楽しんだ素敵な時間となりました。
平日の、夜に集まってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
とても楽しい星空観望会でした!!
<<担当:狩野(ナナ)>>
天候に恵まれず、中止続きだった「星座観望会」開催しました。
日中は晴れていて、予報でも晴れだったので、意を決して
決行しましたが、やはり開催時刻の空は雲に覆われてしまいました・・・涙涙涙
それでも、雲の切れ目から時々、木星と土星が現れてくれました。
今回のテーマは、「木星・土星を観察しよう」なので、一応目的は達成できました!
望遠鏡で、木星のガリレオ衛星「イオ・エウロパ・カリスト・ガニメデ・」や
木星の縞模様を観察できました。
自由解散としましたが、最後まであきらめずに待ってくれた参加者が多く、粘った甲斐あり、
観察会の終了時刻間際に土星が現れてくれ、土星の環のある姿を観察できました。
本来ならば秋の星座をご紹介する予定だったのですが・・・
次回は、11月8日に、皆既月食を観望する予定です。
貴重な天体ショーを、一緒に楽しみましょう!
秋の星座もご紹介できるといいです。
<<担当:狩野(ナナ)>>
ども! こばさんです!
今年も火おこし道場やりました!
道場なので火おこし技も4種類やっています。
まずは麻ヒモをほどいて火口を作ってみます。後で使うのでタッパーいっぱいになるまで
作ります。
実はこの作業は地味です。地道にやらないと増えていきません。
小学生だと途中で飽きちゃうかなと最初は思ったのですが、
自分で使うモノを自分が作っていきます。頼りになるのは自分だけです。
みんな黙々とやっていきます。
天気が良かったので拡大鏡で火おこし。紙を焦がすところまでは誰でも経験あると思いますが、
その先着火までやっていきました。
電池で火おこしもやりました。あっちちあっちちでした。
なんだかんだでみんな全部の着火方法が上手にできました。
着火ができたら、火を育てて大きくして仕事をしてもらいます。
最初はコロナだからと一人一つ飯盒炊飯にしましたが、
『自分の作った炎で自分が食べるご飯を作る』意外といいです。
緑の学校や家族のキャンプでは周りに助けてくれる友だちや家族がいます。
ここでは「だれかがやってくれる」のではなく「自分がやり遂げなければならない」ですね。
真剣にやらないと自分のコメだけ黒焦げです。こばさんはニヤニヤ笑ってみてるだけです。
自分で着火した火を育てて、火加減をみながら自分で洗ったお米を炊いて・・・
美味いみたいですよ。
今日も丸火を楽しんだ!
<<担当:こばさん(小林)>>
8月と9月のノルディックウォーキング夏の部 開催しました。
8月は、集合時刻に雨が降り出し、急遽室内で準備体操とウォーキング練習を行いました。
室内では、ポールコンビネーションを楽しみました。
二人組になって、息を合わせてポールを使った運動です。
空が明るくなってきたので、外をウォーキングすることにしました。
ところが、折り返し地点までくるとなんとまた雨が・・・
結局、レインコートを羽織り、自然観察そこそこに戻ってきました。
でも、雨の中のウォーキングもそれはそれで、楽しかったです!
9月は、暑くもなく寒くもない、丁度良い気候でした。
いつものように、準備体操とポールテクニックを練習してから公園に出発です。
自然観察をしながら、わきあいあいとウォーキングを楽しみました。
丸火で開催するノルディックウォーキングの特徴は、公園内の動植物などを紹介する、
自然ガイド付きです。四季折々の自然を楽しめます。
解説には、参加型のクイズも織り交ぜています。
楽しく、自然を満喫できます!
夏の植物の中で、今回の目玉は、3大薬草のひとつ「ゲンノショウコ」と
冬虫夏草の「カメムシタケ」でした。
「ゲンノショウコ」は整腸作用があるというお話しをさせてもらったところ、
参加者の中に、子どものころお腹を壊すといつも飲まされていたという方の、
実体験のお話を聞くことが出来ました!
「カメムシタケ」は、虫などから栄養分を取り込むキノコ、冬虫夏草の一つであることを
お話しして、事前に採取しておいたサンプルを紹介すると、
皆さん夢中で探し出し、そして実際カメムシから生えている姿を
確認し、大興奮でした!
種の侵略についてもご紹介させていただきました。
植物たちは、色々な方法で子孫を残そうとしています。
引っかかるように表面にとげを出したり、ねばねばしたり、はじけたり・・・
参加者さん達のお洋服にも、いっぱいくっついてきていました。
それをみんなで観察したりと・・・
とても楽しいウォーキングとなりました。
秋の部は11月と12月に開催します。
秋の丸火を、気持ちよくウォーキングしましょう!!
<<担当:狩野(ナナ)>>
秋分の日に、小学1年生~2年生対象に、「ちびっこ森の探検隊」を開催しました。
前日の天気予報では、雨との事でしたが、雨の日にしかできない
自然の中の発見や遊びを体験してもらいたくて、
開催することにしました。
当日は意外にも、午前中は曇りで小雨。
お弁当も外で食べることができました。
活動の内容を報告します!
ちびっこ森の探検隊は、その日集まったお友達と一日何をして過ごすか作戦タイムから始まります。
今回は、雨模様だったので、ひとりひとりに、自己紹介とやりたいことを発表してもらい、
それをもとに、コースはスタッフで提案させてもらいました。
子どもたちは、地図を見ながら、どうやって目的地に行けるか、
相談しながら進みました。
目的地のグリーン広場につくと、幼児編から参加してくれているお友達もいるので、
慣れたものです。早速各々、遊びが自由に始まりました。
50メートル走、ケイドロ、かくれんぼ、虫探し、虫の家づくり・・・
虫眼鏡をもってきている子もいて、皆で倒木に生えているキノコを観察したり、
お互いの考えを言い合ったり、小学生ってすごいな~!
まるびの森は倒木の宝庫です。
倒木を組み合わせて秘密基地や、虫の家をつくりました。
「虫の家」は、最初は秘密基地の予定だったらしいのですが、
バッタやコオロギ、キリギリスなどたくさんの昆虫を捕まえる(もちろん素手で!)
事ができるものだから、いつの間にかお互いに捕まえた虫を飼うことになり、
題して「虫の家」になったようです。
子どもたちの発想や感性は素晴らしいです!
とにかく、その日出会ったばかりのお友達なのに、意気投合して
皆で協力して次々色々な遊びに発展していました。
木の実もたくさん落ちていました。
「図工の材料にする!」と集める子もいました。
おままごとに使っている子もいました。
昆虫もたくさんつかまえられるので、
葉っぱや小枝で虫かごづくりも始まりました。
いつも丸火公園に遊びに来ているお友達は、
「今日はトンボが飛んでないね。」「カタツムリがいるよ」
と小雨ならではの自然の様子に気づいている子もいました!!
お弁当を食べていると、少しパラパラと雨が降ってきたので、
レインコートを着て少年自然の家に行くことにしました。
「こんな小雨へっちゃら!」とレインコートを着ない子もいましたが・・・
車の通らない安全な道を選んで向かったつもりが、
途中泥でぬかるんだ道がありました。
さあ、そこで事件は起こりました!
なんと二人の子の靴が片方づつ、泥の中に埋まってしまったのです。
皆で靴探しです。泥だらけになり、ほぼ泥んこ遊び状態(笑)
汚れることに躊躇している子もいましたが、
おうちの人に汚れることは伝えてあるし、着替えもあることを伝えると、
みんな笑顔で泥んこ遊び!
少年自然の家についたら、着替えをして自然遊びを行いました。
木の実や種を利用した遊びが展開されました。
どんぐり投げゲーム、オナモミでお絵描き、オナモミ釣り、エノコログサ釣りなどです。
最後に絵本の読み聞かせと一日を振り返りました。
今日のみんなの一番は、やっぱり泥んこ遊びでした。
なかなか全身泥だらけで遊ぶ機会は少ないと思います。
みんなの笑顔が素敵でした。
保護者の皆さまには、お洗濯でご迷惑おかけしますが、許してくださいね・・・
2月にも小学生編開催します。
また、思いっきり丸火の森で遊ぼう!!
<<担当:狩野(ナナ)>>
今年も、元気に楽しく、まるびの森に探検隊が結成されました!
夏休みの最終週に、3日間連続での開催です。
どろんこ遊びや、秘密基地づくり、生き物探し、洞窟探検など、
自然の中を全身で遊びまくった3日間です!
思いがけず豪雨(?)にもあい、「森の天気は変わりやすい」を身をもって
体験もしてしまいました(;^_^A)。が、探検隊のみんなは、雨にあたる事も楽しんでいました。
活動の一部をご紹介します!
公園では、セミの鳴き声が響きわたっていました。
探検隊員は、大人には見えない(見つけられない)色々な物を発見してきます。
セミの抜け殻を見つけました。・・・そして「セミの抜け殻ごっこ」がはじまりました。
大人の言葉でいうと木登りです(笑)
木登りは、手や足の力だけでは登れません。どこに足をかけるか、どこに手をつくか、
試行錯誤しながら、自分で考えて挑戦します。
お友達の登るのを見て、真似してみる。お友達にアドバイスをもらう。
森遊びの醍醐味です。
木だけではありません、大きな岩登りに挑戦するお友達もいました!
本当に、子どもたちって、発見の天才です。
小さな池の中に小さな生き物を見つけたり、やわらかい土の上にけもの(?)の足跡を見つけたり、
自分の体より大きいえさを運んでいる蟻をみつけたり・・・
自然の中には、色々な発見宝物がいっぱいです!!
そして、それぞれが自分の思いや考えを伝えあい、その発想がいつも心温まります。
「ありさん、自分の家わからなくなっちゃったんじゃない?」
「迷子、迷子」
「おうち、作ってあげよう!」・・・そして蟻は埋められた・・・((;^_^A)
森には、落ち葉、枯れ枝、倒木、草・・・と無限に遊びの素材があふれています。
それらを拾ってきて、火起こしごっこや、
BBQごっご、お店やさんごっこ、葉っぱのお絵描きなど、
色々な遊びに発展していました。
大自然の中で、おうちの人の手作りお弁当を食べるのは、格別です!
どの子もみんな笑顔です。
1日目はBBQ場で、2日目はグリーン広場で、3日目はなんとありじごく(遊具)の縁で、
いただきました。
おなかいっぱいになった後は、草の上へごろ~ん!
空の雲の動きをのんびり眺めました!
中央広場には、「ちびっことりで」や「ありじごく」などの遊具があります。
ロープを伝ってするすると降りて遊びます。
上では、床がこけでつるつるしていたので、ダンスがはじまりました。
名付けて「だっさいおどり」だそうです(笑)
虫探し、秘密基地づくり、落とし穴づくり、溶岩洞窟探検、ひょうたん池で釣りごっこ、
泥団子づくりなどなど、3日間、色々な遊びが展開されていました。
秘密基地を作っている時、「冬虫夏草」という虫から栄養を取り込んで成長しているきのこも
見つけました。引っこ抜いてみると、根の先端はカメムシから生えていて、
みんなで驚き感動しました。「カメムシタケ」というキノコです。
最後は、絵本の読み聞かせで、こころを落ち着かせて、
一日をふりかえりました。
今日の一番をひとりひとり発表してもらいました。
遊びきった感いっぱいのいい笑顔。
その日であったばかりとは思えないほど、連帯感がうまれていて、
お別れするのが、寂しかったです。
冬休み、春休みも開催予定です。元気なみんなにまた会えるといいな!
<<担当:狩野(ナナ)>>