第二回ししどて学級がおわりました

 去る2016年8月19日~21日にかけて、第二回ししどて学級が開催されました。(「ししどて学級」について、また「第一回ししどて学級」の模様についてはこちら)。

 プログラムは、一日目はアイスブレイクをしたあとテント設営、竹食器づくり、野外炊飯として夏カレーづくり、ボンファイヤー(スウェーデン・トーチと呼ばれる丸太に切り込みをつけて燃やす小型版キャンプファイヤーです)をし、二日目は午前の活動がアドベンチャーラリー、午後はキャンプファイヤーのスタンツ(出し物)の練習をし、夜はお待ちかねのキャンプファイヤーでした。

 二日目の食事は朝晩が野外炊飯で、それぞれサンドイッチづくりと牛すき丼づくりをし、昼食は防災訓練も兼ねて災害救援用炊飯袋で非常食をつくり、アドベンチャーラリー中にお弁当と一緒に各班ごとに食べました。

 三日目は野外炊飯で豚汁づくりをしたあと、設営したテントの片付け、清掃、弓式の火おこし、最後に自分たちでおこした火を火種にして昼ごはんにホットドッグをつくりました。

 一部ではありますが、活動の様子を報告します。

 一日目の炊飯の様子です。ナス、ピーマンなどの夏野菜が入ったカレーを作りました。ピーマン食べれない子、いないかな?みんなで相談しながら役割分担を決め、準備が始まりました。

 お米も自分で研ぎます。水の量はどれくらい?どうやって量るの?など、しおりを片手に、みんなで考えながらやっています。

 どれくらいの大きさで切る?切り方も相談しています。

 「家で料理作るの手伝ってるひと?」という質問にはほとんどの人が手を挙げていました。わからないことは自分で調べたり先生に聞いたり、工夫して作っています。

 もちろん!火も自分たちでおこします。薪を組むところからやりました。着火剤になる新聞を丸めて、空気の通るスペースを確保しながら組み立てて、いざ着火!

 火加減も見ます。ご飯、炊けたかな?

 沸騰してから約五分。カレー作りも並行してやりながら、時間を計りつつ調理します。

 かまど班が調理をしている間に、テーブルでは麦茶と自分たちで作った竹食器をセッティング。いい笑顔!

 そして、完成!みんな揃って、いただきます!

 二日目のアドベンチャーラリー。コース上のポイントに先生が立っていて、吹き矢やロープを使った課題を出し、各チームの総合得点を競います。アドベンチャーラリーは各班に講師はつかず子供たちだけでの行動になるため、これまでに築いた班の絆が問われます。仲よく、行けるかな?

 ちなみにアドベンチャーラリー中にとった昼食のメニューのひとつ、災害救援用炊飯袋で炊いたごはんは、こういうものになります。保存性が高く、このままの状態で3日間もちます。

 二日目夜はいよいよキャンプファイヤーです。昼間に練習したスタンツがうまくできるかどうか、みんな少し緊張していましたが、どの班も雄姿を見せてくれました!予想外の先生のスタンツもあり、笑いながら歌って踊って盛り上がりました。

 最後はテントも自分たちで片付けます。

 いろいろ挑戦して疲れているはずですが、みんな元気ですね!

 途中、雨に降られたシーンもありましたがプログラムは無事終了し、片付けも終わりました。

 本当にいろいろなことをやって、疲れた部分もあったと思いますが、みんなにとって思い出に残る、成長につながるししどて学級になっていたらいいなと思います。

(田中)