秋の丸火でオリエンテーリングを楽しもう、大盛況でした!

 毎年恒例、秋の丸火自然公園を、家族・仲間と楽しみながら巡る「オリエンテーリング大会」を、10月23日(日)に開催しました。天気に恵まれ、暑くも寒くもない、絶好のスポーツ日和となりました。

 今回は主に富士市内から、29組・89人が参加しました。最年少は3歳、最高齢は69歳と幅広い年代の皆さんに参加いただき、紅葉が少しずつ始まった丸火自然公園を、それぞれのペースで回っていただきました。

 当日の様子を簡単にご報告します。 

 

 開会式では、富士市オリエンテーリング協会の尾吹さんより、ルールならびに注意事項の説明がありました。その後、実際にポイントが記された地図が配布され、メンバーでどこを、どの順番で回るか、作戦会議を行いました。

 大人も子どもも真剣です。今回はスコアオリエンテーリングと呼ばれる方式で行います。これは、多数設定されたポイントを、制限時間内にできるだけたくさん周り、そこに設定されている得点を多数集めたチームが上位となるというものです。制限時間を睨みつつ、できるだけ得点を重ねるのが勝負のポイントです。

 作戦タイムが終わると、いよいよスタートです。今回は、一斉にスタートとなるので、全員がスタートラインに集まります。

 

 

 90人近い参加者が一斉にスタートする様子は壮観でした。子どもも大人も「早く行こうよ!」と駆け出します。少年自然の家を一歩出れば、そこは溶岩流の上に再生した丸火の森。ゴツゴツした岩や、地元で大切にされている祠、植林された森など様々です。

 コントロールと呼ばれるチェックポイントには、針でしるしを付ける器具があり、それを決められた場所にパンチすることで、通過証明になります。慌てて違う場所にパンチすると得点にならないので、要注意です。

 

 

 今回、サプライズのボーナスポイントを2か所設置しました。スタッフがいるところで、出された課題をクリアすると、ボーナスポイントがもらえるようにしました。

 1つはいろいろ文字が書いてあるカードを並び替えて、キーワードを見つけるもの、もう1つは、木片を制限時間内にどれだけ積み上げられるかというもの。家族・グループで、和気あいあいと、時には大人が熱くなって、ボーナスポイントをゲットしていきました。

 

 

 制限時間が近づくにつれ、ゴールするチームが増えてきます。スタート時はダッシュで出たチームも、ゴールする頃にはかなり疲れているようで、それでも最後のフィニッシュは、カッコよく決めていました。

 ゴールの後は、もう1つのお楽しみ。昼食タイムがあります。

 

 ゴール後、恒例の少年自然の家食堂の特製豚汁とおにぎり弁当が提供されました。

 ちょっと日が陰って肌寒くなってきましたが、具だくさんのあったかい豚汁に参加者の皆さん、大満足でした。

 

 得点集計が終わり、いよいよ成績発表。今回は子どもを含む「ファミリー部門」と、大人のみの「一般部門」でそれぞれ上位チームを表彰しました。表彰状に加えて、スペシャルプレゼントとして、ヒノキ板に所員(書道の師範)が書いた富士山にまつわる碑文のプレート、またはメダルをプレゼントしました。

 また、成績に関わらず、家族4人でがんばったチームに特別賞が贈られ、盛り上がりました。

 

 参加者からは「年に1回でなく、もっとやってほしい」 「秋の丸火を走り回り、家族で協力できたことがうれしかった」など嬉しいコメントが寄せられ、スタッフ一同、改めてご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 本当にありがとうございました!

 

(ウォーリー)