第2回星座観察会を開催しました。天気は晴天。本日も絶好の観察会となりました。
はじめに参加者の交流を深めるレクリエーションからスタートです。会場の雰囲気がなごんだところで、簡単な天体の基礎知識と秋の星座中心にお話をしました。所員扮するアンドロメダ姫、ペルセウス、化けくじらの登場で、ギリシャ神話と秋の星座のつながりの興味を引き出します。子ども達は、配付した手作り星座冊子で、星座の星の並びを確認していました。
さて、いよいよ実際に屋上に登って星空観察です。お話に出てきた秋の星座がとてもきれいに見えていました。西には夏の大三角、東には冬の星座オリオン座も昇ってきて、3シーズンの星空を楽しめました。また、流星を見た参加者も多く、あちこちで歓声もあがっていました。
今日も下界の夜景が輝いていました。
東側屋上では、今日は月がまだ登ってこないので、惑星の火星やオリオン大星雲を望遠鏡で観察しました。
屈折望遠鏡と反射望遠鏡に加えて、単眼鏡もセッティングしました。屈折望遠鏡ではスバルが拡大されすぎてしまうため、全体像を見えるように、倍率の低い単眼鏡を準備したのです。
望遠鏡を通してみる天体は、神秘的で、本当の姿に驚くばかりです。
研修室に戻ってくると、今見てきた星について資料と照らし合わせて確認し、より一層星座への興味が深まったようでした。
今日は、気温がそれほど低くなく、また流星も見えたりしたので、「もっと見ていたい。」、「意外に近い丸火で、こんなにきれいに星空が見えるなんて!」などの感想がきかれました。
2月に開催の第3回、4回は、冬の星座中心にお話ししたいと思います。楽しみにしていて下さい。
≪担当:狩野(ナナ)≫