丸火自然公園の地元・富士市大淵地区まちづくり協議会が主催する、『星降る森のクリスマス』が12月23日(金・祝)に行われました。1000個のキャンドルが東グリーンキャンプ場・グリーン広場に並べられ、普段見ることのできない、幻想的な光景が広がりました。
当日の様子をお知らせします。
丸火自然公園の魅力を多くの人に知ってもらいたい、そんな想いで昨年から始まったこのイベント。
紙袋にメッセージや切込みを入れ、中に水を入れた上にろうそくを入れるという仕掛けを1000個作りました。
製作には地元大淵区まちづくり協議会の「観光・環境部会」メンバーを中心に、来場した親子も一緒に作っていただきました。
当日は前日までの荒天から一転、穏やかな日差しと暖かさだったので、キャンドルを設置した後、子ども達は落ち葉で遊んだりと元気でした。
徐々に日が傾いてくると、シンボルツリーのメタセコイアがオレンジ色に輝きはじめました。
万が一に備えて協力いただいた、地元消防団の消防車も、子どもたちに喜んでもらえるようにと、急きょ元・幼稚園の園長だったという団員のアイデアでサンタクロース仕様に変身。
営火場では、暖を取ってもらえるよう、焚火とスウェーデントーチも点火され、いよいよ日没を待つばかりです。
16時を過ぎ、いよいよ日没。夕日が当たってさらに鮮やかな色に変わり、キャンドルの灯りも徐々に輝きはじめました。メタセコイアはライトアップされ、メインステージが完成です。ここではゴスペルグループのライブも行われました。
17時を過ぎるとあたりはすっかり暗くなり、いよいよキャンドルの灯りが輝きはじめました。1000個が並ぶ光景は本当に幻想的です。
ふと見上げると、メタセコイアの向こうに宵の明星(金星)が光っているのが見えました。
こんな形で、季節の変化をちょっとした仕掛けで楽しんでいただけるような機会を、これからも地元の皆さんと協力しながら創っていきたいと思います。
≪大武ウォーリー≫