


空梅雨で夏空の下、昨年に引き続き丸火青少年の家で、富士市まちづくり課職員研修が行われました。
富士市では、各地区にまちづくりセンター(通称:まちセン)があり、そこが主催するサマーキャンプや、
青少年育成事業が数多く開かれています。
まちづくりセンターで事業を担当する若手を中心とした職員22名に対し、野外活動をする上で
知っておくべき知識・技術を学ぶ研修会を、少年自然の家職員(大武・北村・髙橋)が担当しました。
最初に、北村メイより、参加者同士と参加者と指導者の緊張を解く「アイスブレイクゲーム」を行いました。おなじみのじゃんけんや手合せゲームなどを通じて、徐々に参加者同士の緊張がほぐれ、笑顔が生まれてきました。
続いて大武ウォーリーより、メンバー同士を知るゲームを行い、血液型や生年月日など、共通項でグループづくりを行いました。和気あいあいとした雰囲気でゲームを行い、その後、指導者としての注意点を確認しました。
続いて、かまどを使った野外炊飯実習。今回も所員の髙橋師匠の指導の下、飯盒でご飯を炊き、鍋でカレーを作りました。
飯盒は昔使ったことがあるような…という人が多い中、水を使わない研ぎ方、
ススの焦げ付きを防ぐコーティング方法など、目からウロコの内容だったようです。
カレーも野菜をなるべく細かく切って、水から一緒に煮込むことで、素早く、おいしくできることに
一同ビックリ!
「薪の組み方が参考になりました」
「夏のキャンプで早速実践したい」
参加者から次々声が挙がりました。
午後からは、指導者としての心構えについての講義と、救急用品の確認を行いました。
「一人では気づかない危険が複数の目で見ると気づく」
「救急用品の中身をじっくり見たことがなかったので、中身を見直したい」
参加者には、明日から実践できるヒントがいくつか見えたようです。
今回の研修を機に、富士市役所職員が丸火自然公園、少年自然の家をもっと知り、
ここがさらに青少年教育活動の拠点として、活用されることを願っています。
これからも、各まちセンと連携していきたいと思います。
<<担当:大武(ウォーリー)>>