ノルディックウォーキングで丸火を散策

 師走も半ばを過ぎ、慌ただしくなってきていますが、スッキリ晴れた冬空の下、12/17(日)に『ノルディックウォーキングで丸火を歩こう』を実施しました。

 

ほぼ全員、ポールを使ってのウォーキングは初心者でしたが、徐々に慣れていき、冬の丸火自然公園をのんびり歩いていただきました。2本のポールを使って歩くノルディックウォーキング、普通に歩くだけで普段の2割増しのエネルギー消費があるとされ、フィットネススポーツとしても注目されています。

 

当日の様子をご紹介します♪ 

ノルディックウォーキングとは、2本のポールを使って歩く運動です。たったそれだけのことですが、慣れないとぎこちない動きになってしまったりします。

まずはインストラクターより運動前のストレッチをしました。ポールを体の支えに使うことができるので、使わない時に比べて安心して体を伸ばすことができます。 

 

続いて短い距離で実際にポールを使った歩行練習をしました。「腕を振る」「前を見る」ことに意識を向けるだけで、自然と歩幅が広くなります。今回は、ポールを後ろに突くやり方で行いました。少しずつですが、皆さん慣れて来たようです。

 

 

 

しばらく歩いていると、森の中に不思議な場所を発見しました。石垣に囲まれて中に土が溜まっています。何だろうと思って中に入ってみると、ふわふわして気持ちがいいです。

実は、ここ大淵地区に水道が通っていなかった50年以上前、地元の方が使っていた井戸(沢)の跡なのです。大淵地区は川がなく、かつては水の確保に苦労していたそうです。そこで沢に堰堤をつくって水を貯めて生活用水として使っていたそうです。

 参加者は全員、富士市在住の方ばかりでしたが、こうした地域の歴史については、知らないという方が多く、これからも少しずつ地域の歴史や、人との関わりについて調べていきたいです。

 

 

 

この他、地元に伝わる哀しい伝承『大淵小僧』を紙芝居で紹介し、丸火自然公園内に点在する溶岩洞窟や溶岩流の解説も行いました。

 

当日は天気も良く、伊豆半島から駿河湾、清水港方面まで一望できました。

 

次回以降も、富士山だけでない、丸火自然公園の隠れた絶景ポイントもご紹介していきます。

リフレッシュと健康づくりに是非ご参加ください!

→次回1/21(日)のお申し込みはこちらからどうぞ♪

<<担当:大武ウォーリー>>