夏休みも終わりに近づいている8月17日~19日、第2回ししどて学級を開催しました。
3日間とも天気に恵まれ、2泊3日のキャンプ生活を全力で楽しめました。
今回は、活動拠点が青少年の家です。
受付から入所式と前回とは違った雰囲気の中始まりました。
久しぶりに会ったので、まずは班別ゲームで打ち解けあい、
そして、今回の2泊3日をどんなふうに班で過ごすかビーイングで話し合いました。
活発な意見が飛び交い、参加者の3日間の期待度、意欲が感じられました。
2泊するテントも自分達で協力して建てました。丸火キャンプ場は
各サイトの地面が溶岩なので、ペグを打つのも一苦労。
完成したテントの中は、秘密基地のよう!夜が楽しみ!
3日間の食事は、自分たちで作ります。
食事を作る前に、竹を小刀で削ってMy箸づくりを行いました。
初めての小刀使用でも、扱い方をしっかり覚え、
とても上手に出来上がりました。この箸はお土産にもなります。
食器や食材も整い、いよいよ夕飯づくり。メニューは牛すき丼です。
1日目の夜は「スウェーデントーチ」を囲み班別ボンファイヤーを行いました。
小さな炎を囲み、山の夜の静けさ、夜の深さ、星空のすばらしさを味わいました。
自然の神秘を感じながら、お互いを理解し、友情を深めました。
2日目です。6時起床。1つのテントに5人で寝たので、ムシムシして暑いかも・・・
の心配は必要なく気温は17度前後で、かえって肌寒い位の快適だったようです。
朝のつどいで元気よくラジオ体操、朝食はサンドイッチを食べ、2日目の活動が始まりまりました。
まずは、昼食に食べるハイゼックスを利用した非常食づくりを行いました。
災害時にも活躍できるよう、保存食づくりを体験してもらいました。
ハイゼックスの袋に、米と同量の水を入れ、空気を完全に抜き沸騰したお湯の
中で30分煮立てると出来上がります。
白米は3日間、味付けご飯は2日間、梅干し入り白米は1週間保存ができます。
器もいらずそのまま食せるので、持ち運びも便利で衛生的です。
今回は味付けご飯に挑戦してもらいました。
昼食づくりが終わったら、いよいよアドベンチャーラリーに出発です。
丸火自然公園内の色々なポイントで、色々な課題に挑戦してもらいました。
ノコギリを使った丸太切りや、溶岩洞窟探検、マシュマロ焼きなど、普段体験できない内容盛りだくさんでした。
昼食のメニューは、アドベンチャーラリー出発前にハイゼックスで作った炊き込みご飯、空揚げ、塩もみきゅうりです。美味しくて甘い、スイカもつきました。
スタンツの出し物を班で話し合った後、
夕食のカレー作りを行いました。
野外炊事も随分慣れてきました。
班で協力して自分たちで、どんどん進めていました。
カレーには富士山コロッケがつきました。
夜は、火の神と火の子の入場から始まり、大盛り上がりのクロージングファイヤーを行いました。
今年もレク担当の生徒や先生が大活躍してくれました。
各班のスタンツ発表あり、火星人が現れたり、高村さんによるチェッコリ―ダンスありと、夜の丸火の動物たちもも「楽しそう~」とのぞきにきていたかもしれません!
3日目。朝からとても気持ちの良い快晴です。
朝のひと仕事は、テント運びと、原始的火おこしをおこないました。
ほとんどの班が煙が出て火種までは作ることができました。
ただ、そこから先がなかなか難しい!
火がおこせないと、朝食がつくれません・・・・
班員全員一致団結して、頑張りました。
10班が火を起こすことができたので、朝食を作ることができました!
朝食のメニューは、豚汁です。3日目ともなると手際がはやい!
飯盒のご飯も焦がすことなく、とっても美味しく炊くことができました。
朝食後は、干しておいたテントを片づけました。
昼食のお弁当を食べたら、3日間をビーイングでふりかえりました。
話はつきず、3日間を充実して過ごしたことが伺えました。
最後に、主担当のジミーからアドベンチャ―ラリーの結果発表を聞いて、
所長ウォーリーから木メダル授与がありました。
とにかく、天候に恵まれました。
3日間ご家庭を離れ、特に4年生は家が恋しくなる子も多数
いましたが、班の皆と励まし合い、協力して無事過ごすことができました。
退所式でのたくましくなったキラキラした表情が印象的です。
<<担当:狩野(ナナ)>>