ふたご座流星群が極大を迎える12月14日、15日星座観察会を開催しました。
初めに、氷点下になるほどの低温の丸火に、来て下さった参加者と、
「アキレスケンタウルス体操」で心も体も温まりました。
南天の星で見るのは難しい星、ケンタウルス座ケンタウルスα星は太陽から4.3光年
しか離れていない最も近い恒星系です。
屋上で星座観察を行う前に、星座の基礎知識をお話ししました。
理解が深まるよう、所員による劇もおこないました。
星座観察会は、空の天気に左右されます。雨天や曇天の時に、
参加者が残念な気持ちにならないよう、所員の手作りプラネタリウムも
準備しました。竹でスタードームを組み立て、カバーをかけて作成しました。
子ども達には、とっても大人気でした!!
屋上にでると目にまず入ってきたのは、きれいに輝く月。ちょうど半月です。
望遠鏡で月面を観察し、くっきりみえるクレーターに、感動していました。
望遠鏡では他にも、オリオン大星雲や、はくちょう座のアルビレオ(二重星)、
など肉眼では見えにくい天体を観察しました。
双眼鏡を使って、すばる(プレアデス星団)の肉眼との見え方の違いを感じとったり、
寝っころがって流星観察をしてすごしました。
ふたご座も東の空に上がってきて、流星も数個観察することができました。
頭の上にはペガススの秋の四辺形やカシオペア、西の空には夏の大三角、東の空には
冬の星座オリオン座などを見ることができ、3シーズンの星空をいっぺんに観望でき
お得感満載の星座観察会でした。
2月には、冬の星座の観察会を開催します。お楽しみに!
<<担当:狩野(ナナ)>>