ひな祭りの3月3日、「森cafeまるび」と題して、9家族27名が、のんびり丸火を楽しんでいただきました。
最初は、自然観察から。少年自然の家の玄関前にある、つどいの広場の池をのぞくと、先月産卵されたばかりのヤマアカガエルの卵がありました。
また、足元をみると、フキノトウがだいぶ大きくなっており、肌寒い中にも春が近づいていることが感じれられました。
続いてこの時期でも緑色の葉っぱを探しました。アオキ、ツバキ、ヤマモモ、マサキといったツルツルした常緑樹の葉っぱを選び、少しいただきました。持って帰った葉っぱはよく洗い、溶かしたチョコレートを裏側にたっぷり塗ります。チョコレートを均一に塗るのはちょっと難しかったかな。
子どもたちにとってチョコレート塗りは、ちょっとした工作みたいなものです。気がつけば手や口の周りがチョコだらけに。でも今日はお母さんに怒られずに一生懸命葉っぱにチョコを塗っていました。
きれいに剥がせるよう、冷蔵庫で冷やしておきます。冷えて固まるまでの間、ナナさんから絵本と紙芝居の上演をしてもらいました。子どもも大人も熱心に聴いていました。
そして話が終わる頃、いよいよリーフチョコレートの完成です。
そーと葉っぱを剥がすと、キレイな葉っぱ型のチョコレートの完成です!
さて、できたてのリーフチョコレートを、地元・富士市大淵産の煎茶と、お隣の「ちゃの生」さんのハーブティーを淹れていただきました。ちなみに、今回使ったミルクチョコレートは、第三世界ショップで扱っている、フェアトレード商品。ちょっと高いですが、なめらかな口どけでやさしい味です。子どもたちも「美味しい!」と絶賛していました。
カフェタイム後も、お弁当を持って来てのんびり食べたり、家族で遊んだりと、丸火でのひと時をゆっくり楽しんでいただきました。
昨年から未就学の子どもとその家族を対象としたプログラムに力を入れていますが、今回参加いただいた9組のご家族のうち、6家族が初めて丸火自然公園に来たとのことで、新しい利用者につながったようで嬉しいです。
次はどんな企画にしようかなぁ…。
<<担当:大武ウォーリー>>