
ども!こばさんです!
みなさんは薪を割ったり、木を切ったりしたことはありますか?
こばさんは薪割りにはヨキとナタを使っています。
小学生の頃からお風呂を薪で沸かしていたので、
大きな丸太はヨキ! ヨキで割った薪をナタで焚き付けにしてました。
メデイアの映像で
「ヨーロッパ風のトマホーク」「バイキングの斧」「金太郎のまさかり」「金の斧銀の斧」は
知っていたのですが、実際に見たことはあまりありませんでした。
でも、ここ少年自然の家の工作室には斧(おの)があったのです。
しかもこんなにたくさん!
富士見ヶ池に投げ込んで女神が出てくるのを待つことにしました。
(『金のおの銀のおの』というお話です)
ハイ!こばさんが金の斧銀の斧を手に入れたと思ったみなさん!
残念でした!
公園の池に物を投げ込んではいけませんヨ!
いろんな刃の形がありますが、
上左の刃先が広がっているものが鉞(まさかり)刃。
金属の重量が少ないが刃が広いので当たりやすい形をしています。
上中の刃は馬斧(ばきん)。
特に説明はみつかりませんでしたが、横にすると馬の形に見えないこともない。
上右のオレンジ斧は彫ってある文字もアルファベット。
斧は洋式と和式で違うらしいのですが、
金属の本体にはまっている柄でいうと直線的なモノが和式、曲がった木を使っているモノが洋式に
なります。なので右上のオレンジ斧は洋式ですね。
下の2枚は同じ和斧の両面です。片面に3本もう片面に4本、筋が入っています。
これは三(身)を四(除)けるという意味合いを持ち、木を倒す際に「身を除ける」というお守りの意味があります。山に入っても安全に帰ってくることを願っているそうです。
ほかには三本の筋をミキ(神酒)とし、四本の筋をヨキと呼び地水火風、この世の四方山の幸海の幸を表すとして、お供え物を持参することが困難な深山中で、それを表した斧をこれから切る木に供えて
感謝や祈りをささげるために存在する模様という人もいるらしいです。
最後に刃の形の紹介です。
上左は鉞、上中は馬斧。両方とも直線的でくさびのようですね。
針葉樹(杉やひのきなど)を割るのに適しているらしいです。
上右はオレンジ洋斧。先端は細く中間に向かって急激に太くなります。
広葉樹(サクラやケヤキ、コナラなど)を割るのに適しているらしいです。
下二枚は同じ三筋四筋のものです。
洋斧と似た雰囲気はありますが、直線的です。
針葉樹も広葉樹もどちらもいけるのかもしれません。
これだけあると『薪割り体験プログラム』もできるかも知れません。
割りたい薪をたてて、じっとみると
『ああ、ここをねらえば真っ二つだ』と心の声が聞こえます(個人差があります)。
一発でぱっかーんと割れる快感は楽しいですね。
検討しましょ。
<<担当:小林(こばさん)>>