「部分日食観察会」開催しました!

今日は夏至。一年で一番日の長い日です。

そして今年はその夏至の日に、日食が重なるという、

なんとも貴重な日です。

日食と夏至が重なるのは、372年ぶり。

次回は800年後だそうです!

 

新型コロナウィルス感染症拡大防止で色々な行事が、

すっかり中止になっていましたが、

野外で、3密は避けられるということで、開催いたしました。

もちろん参加者の皆様には、体温を測っていただいたり、

手を消毒して頂いたりと協力をしていただいた上での開催です。

 

日本では、部分日食が観察できるとの事で、どうでしょう

写真を見てください!見事に太陽の一部分が欠けています。

ボランティアスタッフの辻村さん、撮影の映像です。

太陽は、直接見てはいけません!なので間接的にみる色々な方法を試してみました。

この写真は、望遠鏡を用いて投影版に太陽を映して観察する方法です。

太陽が欠けているのが、わかります。

 

実は、予報では、ちょうど日食の起こる時間帯は雲に覆われ、

太陽観察は難しいだろうと予想されました。

しかし、参加を申し込んでくださった方々から、

「すごく楽しみにしているんです!太陽出なくてもいいので開催して下さい!」

との声があり、熱意に押され開催したのですが、

何と、一瞬だけれども太陽が、欠けてる太陽が顔を出してくれたのです!!

 

 

その他にも、ピンホールの原理を利用した太陽投影法や、遮光版での観察、

特殊フィルムを施した双眼鏡での観察と、参加者が各自好きな方法で

観察を行いました。

ピンホールでの観察道具は、自分たちで作ります。

一応、モデルは用意しましたが、後は用意した材料で自由に作製してもらいました。

皆、牛乳パックやラップの芯を使って色々工夫して自分だけの

観察道具が出来上がっていました!!

 

私の指導スタイルは、生きる力を養う指導です。

自由な発想を、自由に行動に移す、困ったらどうすればよいか考える。

そんなスタンスで行っていますので、皆さん自由に色々な発想が

生まれていて、私もとてもうれしくなりました。

家族での参加者が多かったので、家族で色々協力しあって絆も深まった

と思います。

 

何といっても、太陽の欠ける姿は一生忘れないでしょう!!

皆が大きくなって、丸火の屋上で見たな~って思いだしてくれたら、

凄くうれしいです!!

 

<<担当 狩野(ナナ)>>