大人気の星座観察会!「秋の星座観察会」開催しました。
左の写真は、ボランティアスタッフの辻村さん(星空案内人)撮影の夜空です。
カメラ技(?)で、夜空の星や雲の様子が昼間のように見えています!
望遠鏡の先の明るい星は、火星です!
右の写真は、工作した星座ランタンです。
牛乳パックを利用して作りました!
はじめに、星空案内人のナナから、星座観察をするにあたり
知っておきたい基礎知識をお伝えしました。
各グループへ双眼鏡を1台づつお貸しするので、使い方説明もしました。
屋上では、雲に覆われていましたが、しばらく空を眺めていると、
雲の合間から少しずつ、星が現れてくれました。
普段こんなに、じっくりと曇天の夜空を眺めることはないのでは?
雲の合間から姿を現してくれる星を見つけては、「星だ!」と歓喜の声が上がっていました。はるかかなたの星を見つけるのは、
なんだか、自然の雄大さを改めて感じる時間となりました。
一瞬ですが、秋の星座の中心となる、ペガススの四辺形やカシオペア座が現れてくれたり、
それらを指標に、北極星を探したり、秋の星座で唯一の一等星「フォーマルハウト」(みなみのうお座)を確認することもできました。
望遠鏡では、今比較的明るい惑星の火星(2年2か月おきに地球に近づく)を観察しました。
左下の写真の望遠鏡の先にある、もやもやっとしているのはプレアデス星団(日本名すばる)です。
肉眼と双眼鏡の見え方の違いを体験しました。
普段は立ち入れない屋上からの、富士市の夜景も、双眼鏡で楽しみました。
今年の工作は、星座ランタンをつくりました。手順は・・・
①牛乳パックの表紙を剥く。
②星座カードを利用して、牛乳パックに穴をあける。
③牛乳パックの周りを自由にでデコレーションする。
④中にLEDライトを入れて、暗闇で点灯。
完成! とっても簡単です!
皆、おのおの、いろんな工夫をしてランタンづくりに夢中でした。
素敵なランタンが出来上がりました。
「増産して、部屋中、飾ろう!」なんて会話も聞こえてきました。
9月、10月、11月と曇天で観察会は中止とさせていただきました。
今回もやはり曇天でしたが、盛りだくさんの活動で参加者の皆さんの満足度は
高かったです。なかなか思うように星空は見えませんが、
それも自然との関わりでしかたのないこと。
「見えたらラッキー」の気持ちで、冬の星座観察会も行います。
観察会での星座についてのお話しを、頭に思い浮かべて、
きれいに星の出ている日に夜空を眺めてもらえば、
ナナもうれしいです。
<<担当:狩野(ナナ)>>