
新型コロナ感染症拡大防止の為、延期となった「まるび☆ちびっこ森の探検隊~小学生編」
気持ちいい秋晴れの中、開催しました!!
もともと、年中さんと年長さんを対象に開催していた「まるび☆ちびっこ森の探検隊」が
緊急事態宣言発令で中止になってしまい、その間に小学生になってしまったことから、
リベンジ編として小学1年生~2年生を対象に企画したのが始まりでしたが、
予想以上の人気で、小学生編が定着してきました。
年中、年長さんの時から参加してくれているメンバーが過半数を占めていることもあり、
初めましてのお友達は、おうちの人と離れた後、最初は不安げでしたが、
あっという間に仲良くなっていました。
「さすが、小学生!」っと思ったのは、名札をみて(字が読めるようになって)お互い、
初めて出会ったのに、名前で呼び合っている姿が印象的でした。
いつものように、自己紹介と今日やりたい事の発表をして、
一日の過ごし方を地図を見ながらみんなで相談して、探検に出発しました。
大きなメタセコイアのあるグリーン広場に着くと、早速各々遊びが始まりました。
小枝を集めて、つるで縛って自称「ブーメラン」を作る子、
木の実を見つけて集める子、虫探しに夢中になってる子、
落とし穴づくりに励む子、鬼ごっこを始める子。
自然の中で、それぞれが自分の興味のあることに夢中になる姿は、
本当に心が温まります!
場所を移動して、西側のグリーン広場では、大掛かりな秘密基地づくりが
始まりました。色々な意見が飛び交いながら、協力して作っていました。
柱用の大きな倒木をひたすら運ぶ子、倒木を組み合わせて頑丈な基礎を作る子、
苔のついた枯れ枝を利用して「壁」づくりに励む子、色々な工夫が産み出され行きました。
ベンチも作ろうと、大きな倒木を磨いていると(皮をはいだり、削ったり)、
中から小さな虫が出てきて、枯れ木の中に住んでいる虫に興味しんしん。
「水分があるんだよ。」「水分の量で木の中の色が変わるんだよ。」
「この木くずは火起こしに使えそうだ!」なんて言葉も飛び交い、色々な経験しているんだな~
小学生ってすごい!とまたまた感心しました。
今年はジョロウグモが、例年に比べて多いな・・・と感じていたのですが、
クモの巣に引っかかったカマキリと、クモの戦い(?)にも出くわしました。
しばしその行方を観察しました。
昼食のお弁当は、各々好きなところで食べました。
ひみつ基地の中で食べる子、木登りして木の上で食べる子、
虫かごを真ん中に置き、捕まえたコオロギの鳴く声を聴きながら
輪になって食べる子たち。色々な感性に、ほっこりしました。
午後は、場所を中央広場へ移動し、朝の相談でやりたい事ベストワンのアリジゴクで、
思いっきり、走り回りました。このアリジゴク、なぜかいつも子ども達に人気なんです。
斜面を走り回る、走らないと上に上がれない、そんな体感が楽しいのかな~?
芝生広場で、斜面をごろごろしたり、ちびっこ砦で忍者ごっごをしたり、
洞窟探検をしたり、色々な遊びが展開されました。
自分達でルールを決めて遊ぶのですが、これがまたもめるもめる・・・
でも、小学生ともなると自分を制御して折り合いをつけて、
大人が介入しなくてもなんだか丸く収まったりしていました。
最後はスタッフ「ジョイ」による絵本の読み聞かせ。
皆、夢中で聞き入っていました。
今回は、色々な場面で、いつもよりもめごとが多かったような気がします。
ただ、それぞれお互いを意識し、思いやる場面も見られ、
自然の中の活動の大切さを感じました。
コロナ禍で、色々なことが制限されて生きにくいかもしれませんが、
自然に向き合うって危険なことも多いけど、学ぶことは多いな~と感じた回でした。
小学生編、2月にも行う予定です。
また、成長したみんなに会えるのを楽しみにしてます!!
<<担当:狩野(ナナ)>>