東日本大震災から11年目となった翌日の12日土曜日に
防災ディキャンプを実施しました。
応募が9家族ありましたが、まだコロナの影響があるので
会場のスペースを考慮しまして抽選によって6家族の
参加となりました。
キャンプ長のジミー、ナナさん、はやぴー、きっしーで
進行&サポートをします。
炊飯棟で家族紹介、オリエンテーションをした後に
まずは南広場の富士山が見える場所で富士山体操をして
からだをほぐします。
その後は大人と子どもで家族ごとに火起こし用の薪割り。
参加した高校生も丸太をまっぷたつに気持ちよく割ってくれました。
薪ができたら火を起こす前に食事準備。
今回は日本赤十字社静岡県支部がHPで公開している
「炊き出し名人」のレシピに挑戦!
富士宮市のパワースーパーピアゴのサービスカウンターで
購入可能な「包装食袋」(50袋で330円)で、ご飯と
おかず(三方原煮)、デザート(さつまいもとりんごのコンポート)の
非常食を楽しくつくります。
https://www.jrc.or.jp/chapter/shizuoka/apeal/pdf/takidashimeijin_1.pdf
家族で協力しながら、一人分ずつの食材と調味料を袋に詰めて
いよいよ火起こし。
家から持参した新聞紙と中古の割りばしと薪で点火。
鍋に水を張ってお湯が沸いたら、いよいよ袋を投入。
お米袋は30分なので一番最初。5分後におかず袋、
20分経ったらデザート袋をなべに入れてそれぞれに
火を通しました。
完成後早速昼食。
お米はおもったよりも量が多いので、一人分を二人で分けて
一袋分はお持ち帰り(空気を抜いているので保存食になります)。
おかずは若干味が薄ければ塩を振ったり、もう少しジャガイモや
サツマイモを薄く切ってもよかったかなぁという意見もでました。
でもこんなやり方で個別にお水を節約しながら炊き出しが
できたことにみんな嬉しい気持ちになりました。
片付け後は腹ごなしに防災ウォークラリー。
家族ごとに6ヵ所を巡り、クイズ、給水袋に水を入れて背負って
運搬、段ボールベッド体験、簡易トイレ体験、そして自然からの
贈り物として公園内でナラ枯れによる間伐した枝を有効利用するべく
キノコの菌打ち体験をドリルとハンマーを使って作成しました。
モニタリングとして持ち帰ってもらいましたので半年後に
しいたけがでてきたら自然に感謝ですね。
全員無事にゴールをしてキャンプのふりかえり。
一人ではなかなか困難なこともみんなでやれば楽しみにも
なることを確認しました。
このような非日常となる活動も、普段キャンプなどで
楽しくできれば、いざという時に行動ができ、
まわりの人々にもサポートができますね。
ぜひまた丸火に遊びに来てください。
ありがとうございました。
(キャンプ長:ジミー)