~ちびっこ森の探検隊春休み編~

「ちびっこ森の探検隊」幼児春休み編3日間、元気に開催しました!

3日間とも、天候に恵まれました。

年長さんは、幼児編最後(卒業)です。各日、記念写真をとりました。

 

ちびっこ森の探検隊は、作戦会議から始まります。

その日一日一緒に過ごすお友達との顔合わせです。

自己紹介をして、呼ばれたい名前とその日やりたい事をひとりひとり、

全員にお話ししてもらいます。

初日は恥ずかしくて、声を出せなかったお友達も、3日目になると、元気に

しっかりと、自分の思いを伝えられるようになります!

 

遊ぶ内容が決まったら、目的地に出発です。

だれかが、「のぼってもいい?」と道の脇の斜面を登って行きます。

すると、次々他のお友達も登り始めます。

「こっちにも、道ありそうだよ!」と藪の中に入っていきます。

すると、次々皆もついていきます。

さすが、ちびっこ探検隊です!道なき道を突き進み、なかなか目的地にはたどりつきません!(笑)

 

最初の目的地につくと、おのおののやりたい遊びが始まります。

冬休み編や、小学生編で作った「秘密基地」の残骸が残っていたので、

補修したり、拡張したりが始まりました。

「大きな、もっとしっかりした木が必要だよ!」

と、自分の体の何倍もありそうな倒木を見つけて、

お友達と協力して運びだしたり、倒木を組み込んだり、

3日間でどんどん立派な秘密基地になりました。

 

モグラ塚があり、その土を使ってお団子を作ったり、

鬼ごっこをしたり、

クマザサの中に入りこんだりして、楽しく遊びました。

誰かが、「あそこは道路があるんじゃない?」と

山の上の電線を見つけて、行ってみることにしました。

結構な斜面で、イバラや倒木があったりしたのですが、

突き進んでみると、本当に道路に出て、大喜び!

遅れたお友達に、「こっちだよ~。もう少し。頑張って!」と

今日初めて会ったお友達とは思えない連帯感が生まれていました。

 

大きな、登りやすい木を見つけて、

木登りをしているお友達もいました。

初日は、自分が自分がの子が多かったのですが、

3日目は、お互い譲りあったり、下りてくる子の足を置く場所を作って

あげたり、気遣いができるようになっていました。

 

丸火の森には、春が来ていました!

池にはカエルの卵。

スミレが咲き始めたり、

シメジのようなキノコが生えていました。

匂いを嗅いでみると、やっぱり、シメジの匂いでした。

子ども達の観察力は、すごいです。

大人が気づかない小さなものを、いっぱい発見していました。

 

お昼は、できるだけソーシャルディスタンスを保つよう、

少しずつ離れていただきました。

 

お弁当を食べた後は、

中央広場まで移動し、

アリジゴクで遊んだり、

芝滑り場で転がったり、

洞窟探検したりして過ごしました。

芝滑りでは、だれかがレジャーシートを持ち出してきたら、

これがまたよく滑る滑る!新しい遊びが始まりました。

 

あっという間にお迎えの時間が迫ってきて、

最後は、絵本の読み聞かせで、心を落ち着かせて、

一日のふりかえりを行いました。

今日の一番を、ひとりひとり発表してもらいます。

初日は、なかなか声の出せなかったお友達も、

最終日は、元気に発表できました。

 

お弁当の片付けや、衣類の脱ぎ着、お友達との関わり、移動、

どれをとっても、たった三日ですごい成長が見られました。

色々な困難にぶち当たっても、それを対処するすべを継続することで

学んでいくんだな~。子供ってすごい!!

とナナは、感心した3日間でした。

 

春の丸火の森を、十分あそびきりました!!

 

<<担当:狩野(ナナ)>>