ども!こばさんです!
丸火自然公園を歩いていたら、「雪?ゆき?」ふわふわした白いものが数十くらい
空中をさまよっています。遠くの空から風に乗って舞ってくる少な目の雪に似ています。
(写真の撮り方が悪いのですが実際はもっとたくさん舞っていました)
よく見ると、白い羽虫のようです。
みなさんも写真をよくみると「白い羽虫だな」と思えるでしょう?
(「こばさんはいったいなんの写真を見せつけているんだ⁉」と思われていると
思いながらゴリ押ししてみる)
これは「もしや伝え聞くところの『しろばんば』(井上靖さん著)の由来では?」と
文学青年のこばさんは考えました。主人公の洪作少年たちが捕まえて遊んでたヤツかな。
実際に『しろばんば』かなと思って観るのは初めてです。
(『しろばんば』?「井上靖さん」?と思う人は検索してね)
検索すると「雪虫」(ゆきむし)が出てきました。ずばり!でした。
交尾のために羽の生えたアブラムシが綿で包まれたようになり、
空を舞うらしいです(数種類います)。
アブラムシの飛ぶ力が弱いので、風になびいてふわふわ流れるので、
余計に雪っぽっく見えるようです。
呼び名として「綿虫」「雪蛍」「ゆきんこ」「シロコババ」「シロバンバ」などなどあるそうです。
北海道や東北地方では初雪の少し前に出ると言われ冬の訪れを知らせるものになるそうです。
めったに雪が降らない丸火ですが、少し期待しながら『もう冬なのか!』と少し不満。
オスには口が無く寿命は1週間。メスも卵を産むと死んでしまうそうなのではかない感じです。
さらに熱に弱く、人間の体温でも弱ってしまうそうなので、そんなところも雪らしいですね。
「なんじゃこりゃ?」と思ったことを調べてみるといろんな面白いことがわかりますね。
今日も丸火で楽しみを見つけ続けた。
<<担当:こばさん(小林)>>