冬休み期間中に、3日間連続の「ちびっこ森の探検隊」を開催しました。
対象児は、5歳児(年中)と6歳児(年長)です。
前回は夏休み中に開催しましたが、丸火の森は、すっかり冬の装いに変わっています。
夏とは違った冬ならではの遊びが展開されました!!
まずは作戦タイム。その日一緒に過ごすお友達との顔合わせ(自己紹介)と、
みんなのやってみたい事をひとりひとりにお話ししてもらいました。
皆のやってみたい事をもとに、一日の大まかな計画を立てたら探検に出発です。
丸火自然公園内には、大きな池が3ヵ所あります。
「つどいの広場の池」「富士見が池」「ひょうたん池」どこも厚い氷が張っていて、大騒ぎ!
早速遊びが始まりました。棒でつついたり、石で割ろうと試みたり、
小枝を使って試行錯誤して氷をとってみたり。
公園内にある洞窟には「つらら」もありました。
観光地ですと、「触らないでください。」とか「折らないでください。」とか
注意事項があるので見たことはあっても触ったことはないようで、皆興味深々でした。
「つめた~い!」「ポキッって折れるよ。」「先がとんがってて痛いね。」・・・などなど
なかには「おいし~。」となめている子も!!
そのほか、木登りに挑戦する子、落とし穴づくりに精を出す子、秘密基地を工夫する子、
おのおのやってみたいことに全力で取り組んでいました。
自然が相手だと、その日出逢ったお友達と意気投合して、色々な発想が生まれます。
枯れ枝に、木の実や落ち葉を差し込んで、クリスマスツリー飾りが始まると、
その飾りを売るお店屋さんができて、そのお店屋さんに素材を届ける問屋さん(?)
が現れ、クーポン券を発行されたりと、微笑ましいです!
昼食は、おうちの人の手作りお弁当をいただきます。
初日は風が強かったので、風を防げる場所で、
2日目と3日目はグリーン広場でいただきました。
コロナ禍なので、外ですが間隔をあけて座るようにしました。
1日目の午後は、かなり風が強くて、この風を利用しない手はないと、
凧あげを行うことにしました。
最初レジャーシートや、スーパー袋が風に飛ばされそうになるのを楽しんでいましたが、
ひもをつけて飛ばしたくなり、ビニール袋を切って、割りばしの骨をつけ、長い紐をつけて
簡易凧を作ってみました!作り終わったころには風が止んでしまいましたが・・・
あまりに寒かったので、焚火もおこないました。
マッチを擦ったことのない子がほとんどだったので、
やってみたい子に、安全な擦り方を伝えて火起こしをしました。
その火で、マシュマロ焼きをして食べました!
中央広場では、アリジゴクやちびっこ砦で遊びが発展し、芝滑り場で
ゴロゴロ転がって遊びました。全身芝だらけ!
霜柱をたくさん集めて、町のオブジェを作ったりと、芸術家も誕生です!
最後は、絵本で心を穏やかにして、
今日の一日をふりかえり、皆に今日の一番を発表してもらいました。
いつものように「さよならあんころ餅」を歌ってお別れです。
今回も、五感をフルに使い、体全身で自然を満喫しました!
次回は、春休みです。
また季節が変わり、どんな遊びが始まるか楽しみです。
<<担当:狩野(ナナ)>>