まるび☆ちびっこ森の探検隊 ~夏休み幼児編~

恒例となりました、「森のようちえん」開催しました。

長期休みの内、3日間連続で開催する預かり保育です。

まるびの森を遊びつくそう!と、日焼けした元気なお友達が集合しました。

 

3日間開催予定でしたが、今回1日目は天気に恵まれ開催、

2日目は1日中雨予報だったので中止としました。

3日目は雨の中の自然も楽しもう!ということで、雨予報の中開催しました。

事前に「雨の中の活動に心配な方は遠慮なくキャンセルしてください」と伝えましたが、

なんと、全員参加してくださいました(笑)

 

この活動で、私たちスタッフが大切にしていることは

①本物の自然体験

②自発的あそび

③他者(友達)との関り

の3つです。

 

まずは、初めてあったお友達と自然の中で、

どんな1日を過ごすか作戦タイムから始まります。

自己紹介で、それぞれのお友達の個性を垣間見れます。

ワクワク、ドキドキの瞬間です。

 

初日はP1スタートだったので、

午前中は、中央広場での遊びがメインとなりました。

中央広場付近には、いくつか溶岩洞窟があります。

探検に出発早々、大きな洞窟を発見し、「入ってみた~い!」ということで、

希望者は洞窟探検に出発しました。

「真っ暗でこわいから行かない」と言っていた子も、

お友達が勇気を出して入っていく姿を見ると、「入ってみる!」

と挑戦していました。これがちびっこ探検隊のすごいところです。

お友達の様子を見て「挑戦してみる」。色々な場面で見られます。

 

鬼ごっこは、自分達でルールを決めて展開されていきますが、

通っている幼稚園や保育園でルールが違うので、何かと揉め事に発展します。

最終的にいつもよくわからないルールとなり、

全員が鬼になってしまったり、バナナおにだったはずがいつのまにか、氷おにに代わっていたりとか・・・

 

 

3日目の午前中はP3スタートだったので、

グリーン広場での遊びがメインでした。

グリーン広場には、コオロギやバッタなどたくさんの虫さんたちが

住んでいます。虫探しが大人気!

お友達が捕まえている様子を見て、初めはこわごわだったのが

いつの間にかハンター名人になっている子もいました。

 

グリーン広場の周りには、朽ちた倒木が沢山あります。

それらに生えているキノコに興味深々な子、倒木を組み合わせて基地づくりする子、

と自然素材で楽しく遊びました。

 

雷や雨予報が出ていたので、建物にすぐ避難できるようグリーン広場まで移動することにしました。

林の中の溶岩道を歩いていると、

動物の糞を発見し、森に棲んでいる動物の気配を感じ取ることもできました。

 

昼食は、おうちの人の手作りお弁当です。

どの子もとっても楽しみにしていて、満面の笑みです。

3日目は、空の雲の様子が怪しくなってきたので、

炊飯棟で食べることにし、移動し終わったところで、

ザーザーと大雨。間一髪でした!!

でも「雨の音を聞きながら食べるお弁当もいいね~。」

という子もいて、楽しくいただきました。

 

3日目は、お弁当を食べ終わっても雨は止んでくれないので、

体育館で活動することにしました。

雨合羽を着て、少年自然の家まで移動です。

炊飯棟の軒下で、上から落ちてくる雨のしずくを、

楽しんでいる様子は、とっても微笑ましかったです。

なぜか、皆手を合わせて修行僧になっていました(笑)

 

かなりの大雨だったので、アスファルト道では、

雨水が川のようになっていて、

じゃぶじゃぶと入って、それも楽しみました(笑)

 

無事体育館につくと、洋服を着替えて、

縄跳びや、フラーフープを使って遊んだり、

三角コーンを並べておうちを作っておままごとしたり、

各々お友達と一緒に好きな遊びをしました。

初めて会ったお友達とは思えない、みんないつのまにか仲間になっていました。

 

最後は、絵本の読み聞かせで心を落ち着かせて、ふりかえり。

1日をふりかえって、今日の一番を発表してもらいました。

虫取り、洞窟探検、川遊び、おにごっこ、秘密基地づくり、キノコ探し・・・などなど。

全部楽しくて一番が決められないお友達もいました。

自然の中で体全身を使って、五感を働かせて、お友達と関りをもって

色々な思いを感じてくれた1日となったと思います。

 

次回は、冬休み。冬の丸火はまた違った遊びができます。

また元気に遊びましょう!!

 

<<担当:狩野(ナナ)>>