ボサノバコンサート2開催!!

久しぶりに研修棟会場から食堂会場に戻ってのボサノバコンサート開催です。今回も秋海棠とアケビ蔓を真竹に活けて展示して、秋らしさをアピールしました。今回のゲストミュージシャンは、静岡よりピアノの皆川育代さんと富士のフルート奏者田内早紀さんです。今回のテーマは純粋にボサノバということで、なかなか聴く機会が少ないコンサートになったと思います。ボサノバは1950年代ブラジルのリオデジャネイロのコパカバーナ・イパネマの海岸近くに住む白人や学生が生み出した音楽です。有名な方にアントニオカルロスジョビンがいます。サンバをもとにビートを変え抒情的なムードを醸し出します。むしろ日本人好みですね。今世界でボサノバをもっとも聴けるのが日本というのも理にかなってますね。カフェで誰もが自然に聴いている音楽です。ブラジルにおいては、日本の演歌のように忘れ去られつつあります。

今年で3回目のボサノバコンサート、息があった育代さんと早紀さんの演奏はとても好評でした。お二人の美貌も上品な音楽をさらによいものにしていました。かの有名なイパネマの娘からスタート、前半はジョビンの曲中心に演奏しました。後半はいそしぎ等映画音楽で使用された曲やブルーボッサのようにヨーロッパのジャズミュージシャンが作った曲も演奏しました。アンコールはボサノバではなく秋らしく枯葉ジャズバージョンでした。

文責:師匠 高橋亨