第2回 海抜0mから丸火への挑戦!富士市を楽しむノルディックウォーキング(9/20)開催しました

2025年9月20日(土)、丸火自然公園を飛び出し「富士登山ルート3776」を活用した、お出かけノルディックウォーキング、第2回目を開催しました。(第1回目の様子はこちらをご覧下さい。)
今回は富士市役所をスタートし、海抜10m~70mをウォーキングしました。テーマは「歴史の吉原街歩き」。
風情ある住宅街を通り、富士山に関わりの深い神社や寺など名所をめぐりながら、東海道五十三次の14番目の宿場町を、7名の参加者とノルディックウォーキングを楽しみました。

酷暑続きの夏が終わり、ウォーキングするにはいい季節になってきました。天気は曇り。道中パラパラと雨は降る場面もありましたが、心地よいシャワーをあびる程度でした。
富士山は雲に隠れていましたが、晴れた日に撮影した写真と比べると、富士山を目指してウォーキングしている様子がわかると思います。

ウォーキングしたコースは、富士六所浅間神社→東泉院跡→日吉浅間神社→和田神社→吉原天神社→木之元神社を巡りました。各所では、登山ガイドのピーマンとスタッフのさやぽんの解説を聞き、富士山信仰とのつながりを感じたり、吉原の歴史を学びました。

コース上には、富士山に降った雨や雪が巡り巡って湧き出ている和田川の起点地や田宿川があります。清流に浮かぶバイカモの花が咲いているのも観察できました!

富士六所浅間神社には、静岡県指定天然記念物「大楠」もあります。樹齢1200年と推定されている巨木です。
その鎮座している壮大な姿に圧倒されました。クスノキは富士市民の木です。クスノキクイズなど盛り込んで、クスノキを身近に感じてもらいました。

吉原商店街は、かつて宿場町だった名残を感じるように、各所に色々なしかけを施してあります。
馬車道だったことを示す古い地図の展示、足元にある宿場紹介のプレート、東海道五十三次の説明プレートなど、色々な仕掛けを参加者のみんなで見つけて堪能しました。
休憩場所にとあらかじめお願いしておいた吉原小宿さんが、(時間が押してしまって長居はできませんでしたが)、朝採れ野菜を準備して下さったり、地元の方の暖かさも感じました。

参加者の方々からは、
「普段車で通りすぎるだけの道を、歩いてみるとたくさんの発見がありました。」
「吉原の歴史がわかって、こんな素敵な場所がいくつもあったことに、とても驚きました。」
「ノルディックポールを使う事で、普通に歩くよりも道中楽しめました。」
などの嬉しい感想をいただけました。
次回の富士市を楽しむノルディックウォーキングは、標高70m~200mを歩きます。ぐっと富士山に近づきますね!

第3回「北斎の見た片倉茶園の景色を目指そう」10月18日(土)
かつて北斎が富士山と茶畑を描いたと言われるスポットを訪ね、そこからの景色を眺めながら歩きます。緑の多い広見公園で秋を満喫。野菜の直売所にも寄り道できるかも。
■集合場所:富士総合運動公園駐車場
■コース:運動公園→広見公園→法蔵寺→運動公園
■ルート海抜:77~207m(距離約7km)
(お申込み、詳細はこちらから)*先着順・定員になり次第募集終了

<<担当:狩野(なな)>>