第5回 海抜0mから丸火への挑戦!富士市を楽しむノルディックウォーキング(12/13)開催しました

2025年12月13日(土)、丸火自然公園を飛び出し「富士登山ルート3776」を活用した、お出かけノルディックウォーキング、第5回目「海抜500mの丸火を目指そう」を開催しました。(第4回目の様子はこちらをご覧下さい。)

今回は海抜340m~500m間を、7名の参加者とノルディックウォーキングを楽しみました。
第5回のコースは、少年自然の家に集合し、第4回最高標高と同じ標高に位置する場所まで一度下り、最終ゴール地点である丸火自然公園をめざしました。

今回のコースは富士山がずっとついてくるようなイメージの、富士山ビューお勧めコース設定でしたが、
当日は曇り空で、すっきりとした富士山が顔を出してくれませんでした・・・
しかし、第1回のスタート地点だった海抜0mの海を眺めることができ、全5回でこんなに登ってきたんだ!と改めて今までのコースを振り返る、素敵な時間となりました。

準備体操を行った後、元気にスタートです!
まずは、前回の最高標高地と同じ標高の場所まで下りました。
富士山をバックに茶畑の中を歩きます。今回は富士山は雲に覆われていましたが、
晴れの日撮影した写真で、気分をもりあげました。

標高340mから、最終ゴール地点の標高500m丸火自然公園を目指しました。
上り坂ですが、ポールをうまく使ってスイスイ歩きました。
晴れていれば、ど~んと富士山が目の前に鎮座し、富士山目指して歩けるコースです。
途中の茶畑では、しゃがむとちょうど防霜ファンが見えなくなり、茶畑と富士山の大淵笹葉(前回のコース)の景観にそっくりな場所があり、皆でしゃがんで体感してみました。富士山は雲に隠れていましたが、きっとこんな感じに富士が山見えるだろうと想像するのもなかなか面白い体験でした!

今回も、コース上にある色々な植物や樹木などを、ガイドのピーマンやスタッフが紹介しながら、
ウォーキングしました。
「サネカズラ」の種は腎臓の形に似ている。(「ツヅラフジ」の種は「アンモナイト」の形をしている。)
「ウラジロ」は、鳥のように空を飛ぶ!(実際実演しました!)
「メタセコイア」の実の中には種がはいっている。など何気ない部分にも注目すると楽しいです。

「万両」・「千両」・「百両」(カラタチバナ)・「十両」(ヤブコウジ)が生えていて、
「一両」(アリドウシ)も加えて縁起のいい植物紹介をしました。
「ウラジロ」の紹介を含めると、正月ロードです(笑)。
「ヨモギ」にふわふわの毛玉のような虫こぶがあり、皆興味深々に観察も行いました。

ゴールである、標高500mの丸火自然公園に到着したら、
シンボルツリーでもある、メタセコイアの下で、丸火自然公園の紹介をしました。
富士山の側火山の噴火で流れ出た溶岩流の上にある、
丸火自然公園は、人ができるだけ手を加えず、自然をそのまま残している公園です。
鳥や動物達も居心地がよくたくさん集まってきています。四季折々の変化を楽しめる公園です。
ゴールの時に、紅葉を楽しんでもらおうと時期設定していたのですが、
今年は紅葉の進み方が例年より少し早く、すでに葉は落ちてしまっていましたが、
落葉した葉っぱでしおりを作り、素敵なお土産も作りました。

今回、全5回見事に完歩した参加者がいらっしゃいました!!
最後に、完歩証とルート3776バッジ(シティープロモーション課からいただきました)を授与する表彰式を行いました。

今年度の初企画「海抜0mから丸火への挑戦!富士市を楽しむノルディックウォーキング」まさにその名の通り、富士山を目指して歩く中で、富士市の魅力をたくさん発見しながら、またポールを使ってウォーキングすることで、思ったより楽に楽しくウォーキングできたと思います!!

参加者からは、
・普段見過ごしてしまう、木や花の秘密を知ることができ楽しかったです。
・振り向けば富士山、振り向けば海、富士市っていいところだなと改めて思いました。
・富士市の海や山の自然や歴史を知ることができ、感動しました。
などの感想をいただきました。

この企画は終了ですが、3月18日(水)に丸火自然公園内でのノルディックウォーキングを開催予定ですので、是非こちらもご参加下さい!!
詳細はこちらをご覧ください。

<<担当:狩野(なな)>>