第2回ししどて学級が開催されました!
8月10日から12日の3日間にわたり、第2回ししどて学級が開催されました。今回の目標は、富士山の宝永火口へのトレッキングです。
(今年で49回目を迎えるししどて学級は、少年自然の家で最も歴史のあるプログラムとして、毎年多くの参加者に親しまれています。)
1日目
まずは、久しぶりに顔を合わせた班のメンバーたちと一緒に、次の日のトレッキングに備えた歩行訓練です。
丸火自然公園の中を、講師の大嶽さんに歩き方や呼吸の仕方を教わりながら動きました。
その後は、大嶽さんへの質問タイム。子どもたちは登山に対する興味や不安から、次々と質問を投げかけていました。それだけ真剣に取り組んでいることが伝わります。
夕食の後には、翌日のトレッキングコースをスライドショーで確認し、登山中のトイレのことなど、実際の行動に向けた準備を整えました。
2日目
しっかりと朝ごはんを食べて、いざ富士山へ出発!バスで富士宮口の5合目に向かいました。曇り空だったおかげで、日差しに照らされることなく、快適にトレッキングを始めることができました。
初めから急な登りが続く中、休憩を取りながら班のメンバーと励まし合い、着実に進んでいきます。道中では、溶岩の地形や珍しい植物など、普段目にしない景色を楽しむ子どもたちの姿が印象的でした。
宝永火口に到着したころ、雲が晴れ、宝永山の全貌を目にすることができました!この瞬間を子どもたちと一緒に喜び合うことができ、本当に感動的な時間となりました。
昼食のお弁当を食べた後は、森の中を進みながら下山します。苔が茂る森や変わった形の木を見ながら、富士山のおいしい空気を吸って、全身で自然を楽しむことができました。
登り始める前は不安を感じる子どももいましたが、班の力を合わせ、無事に全員で下山を終えました。
夜はぐっすり眠って、疲れを癒しました。
3日目
最終日も子どもたちは元気いっぱい!3日目は次回のししどて学級に向けての活動です。前日のトレッキングの疲れを感じさせず、朝から清掃活動に励んでいました。朝食をとった後は、この3日間の振り返りを行いました。
次回、第3回目は1泊2日のキャンプです。夜には班ごとの出し物(スタンツ)を行う予定なので、作戦会議とリハーサルを行いました。班ごとに様々なアイデアが飛び交い、次回への期待が膨らんでいる様子でした。
第3回目が楽しみですね!また皆さんに会えるのを心待ちにしています
<<担当:寒河江(えびちゃん)>>