
2025年2月8日(土) 今年度最後の「星座観察会」を開催し、きらめく冬の星座を楽しみました。
気温が氷点下に近い中、寒さも忘れるほどのきれいな星空でした。


いつものように、まずは天体についての基礎知識や、今日観察できる天体・星座の紹介を行いました。
アットホームな雰囲気で、小さなお子様も飽きることなくお話しを聞いてくれました。


屋上へあがると、澄んだ空気の中たくさんの星たちが迎えてくれました。
望遠鏡では、現在-4等星というかなりの明るさを保っている「金星」の、三日月のように欠けて見える姿と、「月」のクレーター、「木星とガリレオ衛星」、「オリオン大星雲」を観察しました。どれも、肉眼では見ることのできない世界で、感動の声が上がっていました。




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星空案内では、「冬のダイアモンド」、「冬の大三角」、「カシオペア座」と「北斗七星」からの「北極星」の見つけ方など、定番を案内しました。
他にも、「火星」がちょうど「ふたご座」に位置し、「カストル(2等星)」と「ポルックス(1等星)」と三角形を作っている貴重な姿も紹介できました。今の時期しか見えない「カノープス」の位置も確認しました。
双眼鏡では、「プレアデス星団(すばる)」や「北斗七星」の2重星「ミザール・アルコル」、などを観察しました。


いつもなら、寒さに耐えきれず早めに帰る方々もいらっしゃるのですが、今回は誰一人帰りたいという声もなく、大人の方も「まだ見ていたい!」と仰ってくれるほど、冬の夜空を楽しめました。
今年度最後の観察会が、天気に恵まれ本当に良かったです。毎回ボランティアスタッフさん達が協力して下さり、いつも暖かい雰囲気で開催できることがありがたいです。
来年度も各季節ごとに星座観察会を開催予定です。ぜひご参加ください。
<<担当:狩野(ナナ)>>