
季節の星座や天体を星空案内人のスタッフが解説する、星座観察会を開催しました。8組・24名が参加しました。
今年度最初の開催となった5月10日(土)は、あいにく濃霧となり星座観察はできませんでした。しかし、室内で天体の解説を聞いて、実際に身体を動かして体験することで大人だけでなく、子どもも楽しんでもらうことができました。
最初に星空案内人のスタッフ・ナナから、スライドで「天体」について紹介しました。「恒星(自ら光を放つ)・惑星(恒星の周りを公転する)・衛星(惑星の周りを公転する)」の3つの特徴や具体的な名前(太陽・地球・月)を挙げました。
聞いているだけではよくわからないので、実際にどのような動きをしているのか体験してもらいました。

太陽(恒星)・地球(惑星)・月(衛星)の役をそれぞれやってもらい、月が地球の周りを、地球が太陽の周りをそれぞれ回ってもらいました。月の役は地球をグルグル回りながら、太陽の周りも回らなければならず、大変でした。




その後、月の満ち欠けがどのように起こるのか、こちらも模型を使って体験してもらいました。
自分が地球となり月の模型を持って、太陽に見立てた電灯の明かりで三日月や半月に見えることがわかりました。


後半は天体や星座を観察する際に、暗闇で目が慣れると意外に見えることも実験で体験してもらい、その後春の星座の映像解説も鑑賞してもらいました。
最後に、蓄光シールを貼った春の星座カードをそれぞれ作ってお土産としました。
本物の星座は見ることができませんでしたが、天体の不思議や面白さを実感してもらえたようでスタッフも嬉しかったです。
次回は8月12日(火)夏の星座・ペルセウス座流星群の観察を予定しています。
今度は晴れますように!
【参加者の声】※アンケートより一部抜粋
・楽しかったです。体験できるのがすごくよかった。
・子どもたちも楽しかったと話していました。知らなかったことが多く、すごく勉強になりました。
・楽しかった!星座がいろいろあってすごい。
<<担当:大武(ウォーリー)>>