春の家族自然のつどい

2023.4.16(日)丸火自然公園や少年自然の家・青少年の家・食堂・中庭を会場に春の家族自然のつどいが開催されました。

前日の雨から天候も回復して絶好のコンディションとなりました。2組体調不良・家庭の用事でキャンセルがありましたが、13組51名が参加されました。青少年の家南広場で開講式を開き、自然の家スタッフや自然観察会の先生方の自己紹介がありました。写真撮影などの諸注意の後、4名の先生方の各チーム参加家族を発表して、各グループが自然観察に出発していきました。

ニワトコの木はハリーポッターの魔法の杖で有名ですので、衣装を用意し変装し、魔法をかけてもらいました。(イメージだけですが)子どもによっては信じてる子もいるかな。小澤みどり先生チームの自然観察の企画の一場面です。ニワトコの新芽も後で天ぷらで食べることになります。この後、様々な植物を案内して、その特徴や食べ方など丸火の山菜にどっぷりはまります。葉っぱを使った草笛や文字書きなどの自然遊びもやりました。新緑を満喫しました。

中庭で、自然観察会の先生が用意してくださったいろいろな木の実などを木の皮や蔓のリースや流木などにつけ、オリジナルのクラフトのお土産を作っていました。二人並んでボンド付け作業をしていた女の子を載せてみました。夢中で作業に没頭している姿はかわいいものですね。自分の孫を思い浮かべてしまいました。朝は曇って涼しかったのですが、10時も過ぎると真夏のような陽射しが照り付けていました。

みんなが作ったクラフト作品を太陽の陽射しでボンド乾燥しました。トトロ兄弟や乾燥したいろいろな木の実やお花のついたかわいいクラフト作品が並んでいます。自然観察会の集めた様々な自然素材のクラフト材料は、種類豊富でレア材料もあったりで、参加者はすごく楽しそうに作っていました。いつもにも増して、子どもたちは真剣なまなざしで作ってました。他にもイタドリで作ったガマガエルのような音が出る笛やウラジロというシダのヒコーキ飛ばしなどをやって楽しんでました。

ウラジロ飛ばしで遊んでいる子どもと楽しそうに付き合っている山田先生です。さすが元自然観察の会会長だけあって、子ども相手に真剣に遊んであげるプロフェッショナルですね。二本対に生えているウラジロは、左右のバランスがいいものを選ぶのがコツです。手を水平に伸ばして離すと風に乗って5mぐらい飛ぶ時があります。子ども心で大人でも夢中になれますよ。自然の樹木や葉はいろいろ役にたちますね。人間も自然との共存は大切ですね。

採取してきた山菜をみんなで水道で洗って泥を落とし、新聞紙の上に並べました。ユキノシタ・タラの芽・イタドリ・カキドオシ・花筏など沢山採ってきましたね。自然観察の先生が食べられるかどうか鑑定してくださいました。夢中で採ってきた野草をおうちで天ぷらやお浸しにして食べることになります。自分がとってきた山菜だから小さなお子様で思い入れがありますよね。食堂で出たてんぷらも日頃野菜嫌いなお子さまでもペロリと食べてお母さんがビックリしてました。